2017年01月18日

聖の青春

​​【聖の青春】
去年の映画です。旭川oh!ピンチョスで帰った時に、ヒマつぶしに駅のイオンシネマで封切初回を観ました。

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こんな人がいたなんて!平成10年プロ棋士最高峰のA級在籍のまま29歳で亡くなった村山聖8段のことをまったく知りませんでした。幼いときにネフローゼに罹患。小学時代はほとんど病院で過ごすも将棋と出会う。大人になっても高熱で何日も寝込むような身体で羽生善治と互角の勝負を繰り広げた。ネフローゼに加えて癌と闘いながら死ぬまで名人位への執念を燃やし続けた。

松山ケンイチが20キロ以上増量しての大熱演で、東出昌大がライバル羽生善治なりきりましたが、絶賛される一方で映画の描かれ方が淡々. . . .等々残念な受け止め方も多かったようです。しかしワタクシには、村山聖の存在と生きざま自体が衝撃すぎました。

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​というわけで観終わって早速ジュンク堂で原作を買い、併設のカフェで読みふけりました。

著者は札幌出身でアマ最高位四段の腕前で日本将棋連盟に就職、将棋マガジンの編集等で村山聖にも身近に接した人。原作は新潮文芸賞を受賞したというだけに、映画の物足りなさや疑問を補って余りあります。破滅的でエキセントリックに描かれていた生活も、後輩の面倒見もよく誰からも好かれていた優しい素直な青年だったことがわかります。将棋に命をかけた壮絶な人生に感服するばかり。特に亡くなった年の時系列な書き方が読む者に迫り来る、まるで魂の棋譜なのです。


プロ棋士になる仕組みも初めて知った。奨励会試験を受けてから(アマ最高の4段が奨励会の5〜6級 )4段プロデビューするまでの苛酷なサバイバルレース、プロになってからの厳しさには気が遠くなる程です。そう、かつて若き七冠 として誰もがその名と顔を知った羽生善治がどれだけスゴイのか. . . .もう宇宙レベルかも。

​最近は若き新名人佐藤天彦(貴族と呼ばれているらしい )や、史上4人目の中学生プロ棋士の誕生等々話題も多い将棋界。時々NHKの将棋フォーカスを観たりするようになり、佐藤天彦ファンになりました。

​【キャロル】

ここ数年シアターキノの会員になっていました。

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​2016年のニューイヤーカードは【キャロル】でした。

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キャロル役は大女優 ケイト・ブランシェット。テレーズ役のルーニー・マーラを私は知りませんでした。

1952年のニューヨークを舞台にしたレズビアン映画ということになっています。衣装・インテリア・街並みが忠実に再現されているそうで映像美がすばらしい。

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​ケイト・ブランシェットの完璧な成熟した大人の女の美しさと言いましょうか. . . .どこを切り取っても絵になっています。ケイト・ブランシェット観たさに2回も観に行ってしまいました。また上映するなら観たいくらいです。

【築地ワンダーランド】

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​【築地ワンダーランド】昨年キノで上映していました。豊洲移転問題で揺れる築地市場のドキュメンタリー映画。空撮映像や、競り場に並べられた冷凍マグロのスモークの幻想的な感じ、スペシャリスト仲買人のオジさん、映像メチャカッコ良くて飽きずに引き込まれて見ていた。食育等々メッセージは奥深い。築地市場が日本の伝統、食文化の歴史を象徴するものとして、貴重な記録だと思って観る高揚感もあり、特別なドキュメント映画でした。

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観終わったあとは寿司を食べたくなるらしいですと聞いていたので、向かいの【魚平】で【海鮮丼】を食べようと決めていました。

【海賊とよばれた男】

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​今年の元旦に観ました。【村上水軍の娘】と混同して昔の話かと勘違いしてましたが、出光石油創業者の物語でした。岡田准一大熱演です。昔の日本人は偉い!とワタクシは感動しました。

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2015年10月10日

札幌国際短編映画祭2015


今年で10回目の札幌国際短編映画祭  

会場は狸小路の札幌プラザ


今回初めて行きました。3プログラム用チケット買いました。

10月7日から13日まで。短編だから2分〜長くて30分なので、カテゴリー別に4〜7作品が1プログラム。

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観たいプログラムとスケジュールが合いません~_~;   まずは無料プログラムの 【ベスト・オブ・北海道セレクションA 】を観ました。過去5年間の上映された北海道出身の監督作品又は北海道だ制作された作品の人気作品。

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​無料の上​、来場者にはサウンドトラックCDのプレゼント付き。アコースティックギターの癒やされるメロディーでした。

短編映画なかなか面白いです。落ちがなかったり、そもそもストーリーが不明だったり、ユニークでミステリアス。5作品の中では 【Too close to the sky】がロックのライブシーンも含めて一番気にいりました。

通常の有料プログラムでは 

【NB】国内5作品。 寺島しのぶ主演あり、アニメあり、青春ありですが、俳優も本格的で不思議な余韻が残る齋藤俊道監督の 【小春日和】が一番良かった。だけど人情家のワタクシは、遠路九州から橘剛史監督とヘアメイクさんが舞台挨拶された 、大分別府が舞台の【はんたま】に投票しました。

 【SSFF】元々は俳優の別所哲也氏が始めたショートショートフィルムフェスティバルが母体なのですが、そこからのセレクト6作品。国内2、韓国・中国・その他のバランス良く見応ええりました。私はラッパー的国内作品の【帰ろうYO】が良かったです。可愛い顔してビックリ仰天!サイボーグかおりって人、もしかして海外でブレークするかも。

 【IA】海外7作品。途中爆睡~_~;

映画祭は大盛況でした。最初は日本作品の英語字幕付きに驚きましたが、国際映画祭でありマーケットというコンセプトなら当然なのかも。シンプルでわかりやすい英語表現は勉強になりました。


映画の話題にちなんで昨年のワタクシ的ベスト作品。

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​ 【鑑定士と顔のない依頼人】

ロングランヒットしました。映画館では異例のリピーター割引き。ワタクシ、ラストのどんでん返しに見事に騙されて、見破るべく2回目鑑賞するも、オモチャのパーツの謎が理解できず~_~;


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​ 【マダム イン ニューヨーク】

ワタクシ的文句なしNo.1  
ストーリーもなかなか感動的なのですか、とにかく主演のシュリデヴィさんの美しさに尽きます。あまりの魅力にずっと目が釘付けでした。


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2012年10月06日

トムの日

親日家?のトム・クルーズ。日本では10月6日を「トムの日」と呼びます。

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その昔、衝撃の「トップガン」から「ハスラー2」「カクテル」「レインマン」「7月4日に生まれて」「ディズオブサンダー」と立て続けに映画館に見に行きました。「トップガン」は1987年日本での洋画配給収入1位の大ヒット。サウンドトラックも秀作で大ヒット。ベルリンの「愛は吐息のように」はしばらく結婚式のキャンドルサービスの定番でした。
       
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なんと友人も驚く厖大な家財の中から映画チケット発見!裏面のスタンプの61・9までは確認できました。昭和61年(1986年)ってことですね・・・

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さてさて、トムさんの新作「ロックオブエイジズ」封切り3日目(9月23日)に見に行きました。観客たった7人の超不入りで、はたしてトムの日まで上映が続くのかハラハラしたほどです。ブロードウェイの人気ミュージカルが原作。先に昨年日本版ミュージカルを大阪で観て期待していたので私と友人は多いに楽しめましたけどね・・・

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1980年代を代表するロックナンバーを中心に構成された人気ミュージカルを、「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン監督が映画化。ライブハウスで働きながら歌手を目指す青年ドリューと少女シェリーは、互いの夢を語り合ううちにひかれあうようになる。一方、あこがれのロックバンド「アーセナル」で活躍するステイシー・ジャックスは、富や女におぼれた生活を送っていたが……。映画初出演のディエゴ・ボネータ、「バーレスク」のジュリアン・ハフをはじめ、ラッセル・ブランド、ポール・ジアマッティ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが共演。トム・クルーズが“ロックの神様”ステイシー・ジャックスを熱演。「デフ・レパード」「ジャーニー」「ボン・ジョヴィ」「ポイズン」「ホワイトスネイク」などのヒットナンバーが多数登場。
 強烈なセックスアピールで目を合わせるだけで美女を失神させるロックのカリスマ。そんな現実離れした役柄もスーパースターのトム・クルーズが演じると、怪しい輝きを放ち始める。下品でやり過ぎの演技が、リアリティーを超えた面白さとなっていく。

以上、解説より

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確かに完全に目が据わってました。恐いような可笑しいような・・・5か月のヴォイストレーニングを積んだと言われるトムの歌は、バリバリのハイトーンヴィンスでロックスターみたいに歌います。自分のロックの声を見つけるのに苦心したらしい。本物のロックスターほど喉を酷使していないから、50歳とは思えないキレイで済んだ若々しい声です。

貴重な7人の観客はエンドロールで大半が席を立ってしまったけど、最後に流れる「パラダイス・シティ」こそ最大の聴きどころです。ガンズ・アンド・ローゼズの世界中で2800万枚!売れたアルバムの中の有名な曲です。攻撃的ながらも古典ロックの形式美が満載の難関な歌を、見事にステイシージャック(トムの役目)のものにしています。私は深く感動しました、これがトップスターってもんです!いかなる努力も惜しまない覚悟と意地を感じます。

しかし、離婚・宗教・奇行が話題のトムすらも浄化され過ぎているかと思われるほど、ガンズのアクセル・ローズって凄いんだなぁ〜ステイシージャックスのモデルに一番近いんでしょうね。その頃“ちぃさま”は花盛りの娘さんだったので、この手の音楽は聴いていませんでしたけど。

最近他に見た映画は「あなたへ」「ヘルタースケルター」といったところです。

       

友人も驚く厖大な家財シリーズおまけ・・・ついでに見つけました。

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フラッシュダンスとサタデーナイトフィーバー。800円の文字が笑えます。
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2012年08月29日

シアターキノ

先日開業20周年を迎え道親に大きく取り上げられて いたシアターキノ

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特にキノフアンってわけではないけど、移転する前の長栄ビルの時代から足を運んでいる。本を読む女、フラガール、リンダリンダリンダ等々思い出深い映画が多い。

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掲載されていたキノの観客動員数ベスト10のうち5本を観ている「アメリ」「かもめ食堂」「シュリ」「ゆれる」「踊るマハラジャ」。ワーストは書かれていなかったけど「ジョージ・マイケル素顔の告白」はワースト5に入るに違いない。私が観た時は客が3人しかいなかった。

【太陽の少年】

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94年の中国・香港合作映画「太陽の少年」長栄ビル時代一番印象に残っている。

実は7月のある日、シアターキノで2本続けて映画を観てしまった。せっかく取った夏休み前半、1日中ひどい雨でどうにもならず、気になっていたジェーン・エアを観ることにしてキノに向かったのです。

【ジェーン・エア】

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シャーロット・ブロンテの名作。日本でも累計500万部を超えるベストセラー映画・テレビ化は27回に及び、舞台では松たか子も演じたらしい。私も女学生時代に上巻だけ読んだ。時代背景・屋敷・衣裳・・・19世紀前半の世界に引き込まれてしまった。ミア・ワシコウスカ演じるジェーンの意思の強さと気高き精神がよかったと思います。

【11・25自決の日三島由紀夫と若者たち】

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ジェーン・エアを観終わって出たら「只今から自決の日上映・・・」のアナウンス。そうか・・・観るなら今しかないと蓮チャンを決めた。昭和の事件史ベスト10に入るセンセーショナルな1970年の三島由紀夫の自決のニュースを、バルコニーの演説の映像を共に私は覚えているのである。幼さ心にどうして自殺のことを自決というのだろうか?と不思議でした。しかもその自決がバルコニーで行われたと思っていた。まだ札幌オリンピック前のことで、「三億円」「よど号」と共に“聡明なご幼少ちいさま”の記憶の中の三大事件である。

だいぶ後に三島について書かれてものを読んでいたので・・・たとえば三島氏の祖父が明治の終わりに樺太庁長官を務めていたこととか。他に映画化されてキノで観た小池真理子作「欲望」は主人公夫婦は三島邸をそっくり真似た家に住んでいたという設定だったし、犬島の精錬所アートでは三島邸の廃材やバルコニーから下げた激文の内容が使われていたし・・・

なので、あの頃のことを映像化したものを観られてよかったと思う。三島役の井浦新をいう役者を初めて知った。イメージはまったく異なるがそれが良かったのだと思う。三島と共に割腹した自決した森田必勝のいたまし過ぎる若さを、その精神を肉体を満島真之介が好演していた。この人も初めて知った、女優満島ひかりの弟だそうだ。当時の学生運動だの左翼だのデモや騒乱の映像も挿入されていて、ヒシヒシと時代を感じました。

但し、この映画の最後のシーンは一切スクリーンを観ないようにしていた(画面でも血を見るのはイヤ)。私はすごく恐がりでシャローン・ストーンの「氷の微笑」のエロ有名な冒頭のシーンもダメなのだ。
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2012年04月30日

僕達急行 A列車で行こう

昨年急逝した森田芳光監督の遺作 「僕達急行 A列車で行こう」

          
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瑛太とマツケンが鉄道オタクを演じる人生の応援歌的映画(上映は終了しました)。

子供の頃から鉄道好きな森田監督が脚本も手がけたオリジナル作品。二人のセリフの掛け合いのテンポや間合いが楽しい。

重たいもの(業・情・罪)は無く、ちょっとコミカルで普通に面白い映画。私は凄〜く感動してしまった。趣味を持つっていいなぁ〜人と人との繋がりっていいなぁと。

それだけならそんなに感動はしないものだけど、映画の感動とは映画の中にあるのではなく、自分の中にあるものだとしみじみ感じたのだ。
自分が何を考え、何を感じ生きているのか。自分の内なるものが映画に反応するのだ。感動は映画が与えてくれるのではない、自分にないものには気づけない。

取り憑かれたように友人に語るワタクシ…それは映画を通して【ある事】を痛感したからに他ならない。

森田監督と言えば1983年【家族ゲーム】がセンセーショナルな話題となったものだ。家庭教師役の松田優作は20年以上前に逝き、母親役の由紀さおりは今では世界的ブレイクだ。

森田監督の功績は私もわかっていないし、作品はそれほど観ていない。【それから(夏目漱石)】は印象に残っているけど、いくつかDVDで観てみようと思う。
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2012年04月03日

サッチャー&マリリン&八日目の蝉

話題作を鑑賞しました。

【マーガレット・サッチャー鉄の女の涙】

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メリル・ストリープが3度目のオスカーを獲得し、サッチャーへのなりきりは評判どうりだけど、面白い映画とは言い難い。最初に現在の老いた姿(認知症とも言われる)で現れる。そんでもって物語は遡ると思ったら、死んだ夫の幻覚と生きながら過去がフラッシュバック。

もっと若かりし頃のエピソード、政治家を志した転機、圧倒的男性優位の政界でトップに登りつめた闘いが見たかった。

と思うのは私の鑑賞力の浅さで、実在の、しかも存命中の世界的に有名な政治家を、現在の認知症の視点から、女として描いた凄い映画だと気づかなくてはならないらしい。アイアンレディーと言われたサッチャーは覚えているし、当時のニュース映像が流れた場面では、パンクロック旋風後期だったなぁと思い出す。

やはりメリル・ストリープは凄かった。あのクラスなら自分の解釈によるサッチャー像もアリでしょうけど、形を真似ることで中身も自分のモノにしている。今回は「人生の最後」を演じることに一番興味を持ったと語るメリルさん、誰も追いつけないところまで行きましたねぇ〜

【マリリン7日間の恋】

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世紀の大スターマリリン・モンローの美の頂点の頃の秘話。マリリン役のミシェル・ウィリアムスは普段は顔もイメージも全然似ていないのにカツラとメイクで見事に化けて魅力的でした。そう言えば昔、新春スターかくし芸で研ナオコのマリリン・モンローなんてあったなぁ。

以前本その他で、幸薄い生い立ちかや精神の脆弱さ、スキャンダルを見聞きしていたから、あ〜そうだろうなって感じです。ただ7日間はマリリンの恋ではなく、コリン君の恋かな?本物のマリリンの映画を観たくなった。

【八日目の蝉】

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劇場窓口で「はちにちめのセミ」と言ってしまった恥ずかしいワタクシ(-_-#)

不倫の怨念は一番苦手なので見過ごしたけど、アカデミー独占記念でアンコール上映です。観て良かったぶたの鼻やはりラストは涙が…身動きするのが恥ずかしく耐えていたら、口元まで涙がポロポロ雫(涙・汗)角田光代の原作も読み、丁寧で細やかな描写に“ちぃさま”らしくなく、すっかり母性に目覚めてしまった。

小豆島の情景と昭和の人々が素晴らしい。女優陣も力演だけど、なんといっても子役の可愛いさあっての映画です。あんな〜と話す島の言葉が愛らしいく、1日でも長く薫と一緒にいられますように…誘拐犯の希和子に感情移入するワタクシ。

不倫と言うには相手の男はあまりに存在が薄く脇役以外って感じだったけど、タキ写真館の田中泯は、わずかな出番ながらも存在感ありすぎ!元々前衛舞踏というか有名な舞踊家です。実は一度ワークショップに参加したことがある、誰か旭川に呼んだのか?たしか稽古は弟子がつけていたけど、大先生の田中泯がちょっと動いて見せると空気も動くような迫力だったと今だから思う。私はワークショップだったけど、公演では最後は出演者がスッポンポンになったとダンサー仲間から聞かされてびっくりした。

ア・ロング・タイム・アゴーの話だ。
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2012年02月29日

はやぶさ遥かなる帰還

訂正 考えが変わりました、感動は撤回します。

現在公開中の「はやぶさ遥かなる帰還」を観ました。

今、小惑星イトカワから採取した微粒子が公開されて話題の「はやぶさ」。2年前に突如沸き起こった【はやぶさ】ブームにはまったく関心がなかった。そもそも日本の宇宙開発自体に懐疑的だった。スペースシャトルに搭乗するした日本人宇宙飛行士には有能な人も多いけど、アメリカは日本に金出させる為に日本人を乗せているのだろうし、トドメは山崎直子“妻夫”の勘違いぶり(◎o◎)

ミーハーな半面、真性あまのじゃくのワタクシ、どうして何でこんなに日本中が熱狂するのか?不思議で仕方なかったから「はやぶさ」関係はすべてスルー。無視し続けることは容易なことではなかったと思うけど、キライと思ったら徹底するのが“ちぃさまイズム”

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予告編の渡辺謙の前髪に惹かれてなんとなく観てしまった。藤原竜也が出ると思っていたら藤竜也だった。藤原竜也は3月10日公開の【おかえり、はやぶさ】という別の映画、さらに去年は【はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH】、
【はやぶさ/HAYABUSA】2本が公開されていた(◎o◎)つまり「はやぶさ」で4本の映画が作られたのだ。なんたる便乗商売!ますますキライだ。

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(寒い死後 状況が一転した時に「ところが」の後に付属して使う)

感動しました。「はやぶさ」の偉業を知ろうともしなかった私は愚か者です。映画よりも「はやぶさ」本体に感動して、最後は涙があふれてしまいました。

【はやぶさ遥かなる帰還】は一番実話に忠実だと後で知った。夫を支える妻とか恋人は出て来ない。【はやぶさ】への愛とプロフェッショナルの誇り、日本の宇宙開発に関わった先人達へのオマージュに溢れている。よくもまぁ「もはやこれまで」の危機から生還できたものだ。

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はやぶさくんが最後に目にした地球の写真「よく帰ってきたね」とウルウル雫(涙・汗)

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満身創痍で帰ってきた「はやぶさ」。大気圏突入時に、ずべての使命を終えて光の玉となって燃え尽きてゆく姿に「はやぶさくんありがとう」とウルウルたらーっ(汗)ヒクヒクもうやだ〜(悲しい顔)

宇宙空間で行方不明になったり、燃料が漏れたり、イオンエンジンやガスジェットなど何もかも壊れたりと様々なトラブルに見舞われ・・・リアクションホイールという機体の姿勢を制御する装置が一基と、イオンエンジンの一部がぶじだったおかげで「はやぶさ」は帰ってこれたのだたらーっ(汗)

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早速本を買ったら映画の内容は本当に実話だった。本も沢山出ているけど、プロジェクト発足時から尽力し、広報担当として現場を見守り続け的川泰氏の【小惑星探査機はやぶさ物語】大変わかりやすく良い本です。【はやぶさ遥かなる帰還】は渡辺謙演じるプロジェクトマネージャーの川口氏を中心に描かれていますが、【はやぶさ/HAYABUSA】では西田敏行が筆者役を演じていたのだ。

一番感動したのは日本人の素晴らしさです。その技術力・アイディア・不屈の精神は世界一です。もしアメリカと同じ予算があれば、アメリカよりも早く確実に成功していたことでしょう。こんな素晴らしい日本人が、その技術も精神も今アメリカに蹂躙されようとしている…これが涙の訳だったのかもしれない。

この映画とは関係ないかも知れないけど、TPP絶対反対パンチ
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2012年02月24日

一枚のハガキ

昨年、当時99歳の進藤兼人監督の最後にして、自身の経験を綴った作品として話題になった「一枚のハガキ」。キネマ旬報ベストワン受賞を記念して、25日からシアターキノでアンコール上映されます。

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主演 大竹しのぶ・豊川悦司 

太平洋戦争末期、中年兵として招集された松山啓太ら100名の兵士は、上官によるくじ引きで決められた戦地に赴任する事になっていた。くじ引きが行われた夜、フィリピンに送られる事になった仲間の定造から、妻より送られてきた一枚のハガキを手渡される。定造は、もし啓太が生き延びる事ができたら、妻にハガキは読んだと伝えてくれと依頼する。やがて戦争が終わり、生き残ったのは啓太を含め100名のうち6名だけだった…。


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2011年9月上映時のシアターキノ廊下。

進藤兼人監督と言っても「音羽信子のダンナね」なんて言う人は私の世代でも少ない。戦争の映画がキライな私が見たのは、戦争を体験した人が自分の経験を映画にする機会を逃したくないと思ったから。あと5年〜10年もすれば戦争を体験した人(兵士)から経験を見聴きすることもできなくなるでしょう。監督自らが「遺言」と言っていたのです。セットも簡素で淡々と描かれています。その出征も戦死も淡々とです、軍隊や戦地的なシーンはありません。ただただ運命に翻弄されるだけの普通の人が淡々とです。稼ぎ手を失った農家は過酷です。母親が自ら口減らし・・・のシーンは悲惨でしたが、粛々と時には滑稽に描かれていました。

夫を相次いで戦争で亡くし、だけど3人目にトヨエツが当たるなら翻弄される運命もそう悪くはないんじゃないか?演技が上手いのはわかるけど大竹しのぶのラストのテンションの高さがちょっとね・・・と言う私はまったく映画の理解が足りないんだと思う。なんで最初に天理教が出てくるんだ?これは実際に経験した人以外は作れない。2度と観られない貴重な作品だから日本人として観ておいて良かった。

【コーちゃん逝く】

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ター坊(青山孝)に続いて元フォーリーブス北公次の訃報。北公次と言うとジャニー喜多川の暴露本「光GENJIへ」が浮かんじゃう。私の最初のアイドルは西城秀樹だけど、アイドルのトップとして君臨していたフォーリーブスはよく覚えている。一番印象に残っているのは「新しい冒険」1973年の名曲でよくテレビで見た。メロディーもリズムもコーラスも素敵だと思います。ラストはワン・ツー・スリー・フォーのかけ声で終わる曲で、実は今回初めてタイトルを知った。

実はフォーリーブスは1回だけ実演を見たことがあります。1977年ラジオの公開録音で旭川体育館。友人に誘われて土曜日学校帰りに行ったんだよね。出演は松本ちえこ、岡田奈々、JJS(ジャニーズ・ジュニア・スペシャル)、ルイルイ!の頃の田川陽介。他にもいたかも知れないけどトリがフォーリーブスで「踊り子」と、歌謡曲初のゴムひもパフォーマンスの「ブルドッグ」。

そうなんです、るんるんにっちもさっちもどうにもブルドックを るんるんを生で観ていたのです。
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2012年02月15日

しあわせのパン

冬は外遊びができないので、新年から映画はボチボチ観ています。

【Railways2】
こんなにつまらないとは…(-"-;)
前作は大企業の重役間近で会社を辞め、子供の頃の夢を叶えるため、故郷の電車の運転士になる話。養成所や試験の緊張感や高揚感。中年新米運転士の初々しさを中井貴一が見事に演じていて素晴らしかった。今回はテーマは熟年離婚。「なりたくてなったわけでない」運転士を定年退職する役を、三浦友和が終始不機嫌そうな顔で演じていた(-"-;)

【ニューイヤーズイヴ】
ニューヨークの大晦日、豪華メンバー揃いで、賑やかで華やかで映画を観た気分に。ジョン・ボン・ジョビはカッコよく加齢になりました。まだまだ★ロックして欲しいです力こぶ

【ミッションインポッシブル】
ジョン・ボン・ジョビと同じ歳のトム・クルーズも負けてません。評判通りの大熱演に脱帽です。高所恐怖症のワタクシ正視できず…これぞ大スターのど根性★☆★☆★

【ALWAYS3丁目の夕日’64】
第一作は2005年公開だったんだ・・・2年後に続編・・・その5年後が今回の3作目。3D映画とは驚いた、私は2Dで観たけどケチらないで3Dでタイムトラベルしても良かったかな。’64年と言えば日本の戦後復興の象徴:東京オリンピックの年だから、こんな3丁目の風景はもう無理かも・・・多分これで最後になるんだなと思うけど楽しめる映画でした。堤真一のスズキオートキャラがいいなぁ〜

【ジョン・エドガー】
FBIの初代長官を務めたジョン・エドガー・フーバーを描いた物語。監督:クリント・イーストウッド。主演:レオナルド・ディカプリオが演じる20代から70代まで、大統領をも脅してあやつる影の権力者のいびつな人間像の凄みに引き込まれました。いかにも一般受けはしなさそうですが、私はレオ様の凄みに圧倒されました。


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さてさて【しあわせのパン】 映画館やテレビで予告を観過ぎて目や耳が洗脳されて観てしまったけど、いい映画を観たなぁ〜と後から心に沁みいりました。

想像以上にメルヘンチックでした。導入シーンからメルヘンチックです。原田知世が今も絵本の世界で中で生きている童女のような透明感、ちょっと寂しげで、ちょっとミステリアスな雰囲気、衣装もぴったり合っていました。原田知世の為の映画だなぁ〜ショートカットが似合うなぁ〜頭の形と横顔がキレイでした。

映画そのものが絵本の世界のようとも言えるかもしれません、独特の世界観があります。パンや料理の撮り方・見せ方が素晴らしくて本当に美味しそうでした。大泉洋はセリフは少なかったけど抑えた演技とでもいうのでしょうか?パンをこねる姿が良かった。

反面二人の夫婦感は薄く感じました。夫婦生活が濃ければメルヘン感がなくなりますけど(w)。それとせっかく洞爺湖でロケをしたわりには湖や月浦の自然の描かれ方が物足りなかった感じがします。だけど洞爺湖は訪れる人が増えるでしょうね、観光活性化にはサミットよりも映画だぁと感じます。

一番チャーミングだったのはカフェで飼っている羊ちゃんのゾーヴァでした。特に四つ足の立ちポーズと足の先が超かわいい(*^o^*)

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なんと!本も買ってしまいました。原作というより副読本という感じかな。映画では描かれなかった二人の関係もなるほどですね・・・ふむふむ。
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絵本「月とマーニ」も収録。これは映像と本でひとつの作品ですね。

監督の三島有紀子さんが初の脚本&監督作品で今後も楽しみです。そうそう最後の矢野顕子のテーマソングが素晴らしい。実はピアニストとしても高技術を誇る矢野顕子のピアノがいい〜清志郎さんとの歌がいい〜清志郎さんの存在感は大きいなぁ・・・

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すぐ影響を受けやすいワタクシ・・・めずらしくパンを買ってしまった。
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2011年11月28日

忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!

2009年にこの世を去ったロック歌手の忌野清志郎をホスト役に開催されたライブを収録した音楽映画。清志郎と愉快な仲間たちによる一夜限りの夢の饗宴。それが“ナニワ・サリバン・ショー”である。大阪のラジオ局FM802の主催により2001年に開催、好評を得た同ライブは、その後、2004年に〈続 ナニワ・サリバン・ショー〉、そして2006年に〈新 ナニワ・サリバン・ショー〉として、いずれも大阪城ホールで行われた。出演は、石田長生、内田勘太郎、木村充揮、宮藤官九郎、斉藤和義、清水ミチコ、竹中直人、Chara、トータス松本、仲井戸麗市、中村獅童、間寛平、間慎太郎、ハナレグミ、HIS(細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美)、藤井裕、布袋寅泰、松たか子、矢野顕子、山崎まさよし、ゆず、Leyonaほか。(goo 映画から)

忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー  感度サイコ〜!!!】

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もう、清志郎さんサイコーです。ディノスシネマで観てきました。

昔、アメリカに「エド・サリバン・ショー」と言う有名な番組があった。ビ−トルズのアメリカブレイクのきっかけになり、坂本九も「スキヤキソング」で出演した。大阪で演るライブだからエド(江戸)に対してナニワ(浪速) 
解説聞かなくてもわかる加齢なワタクシだけど、こんなにチャーミングなライブイベントを清志郎氏が行っていたとは知らなかった。

ライブ映像を中心に、新しく撮影した映像を繋げてひとつの物語となっている。清志郎さんの思い出を語る・・・みたいな追悼モードはなし。うどん屋に扮する斎藤和義、矢野顕子&矢野顕子をマネる清水ミチコ等々笑いどころも満載のライブ映画。冒頭の布袋寅泰の威圧感が圧巻。

さすがに最後に仲井戸麗市(RCサクセションにギタリスト)が語るシーンになると、あ〜君はもういないのか・・・的な気持になってしまうけど、清志郎ちゃんはこれからも皆の中に生き続け、愛され続けているのです。オフィシャルサイトでは普通にスケジュール更新されてました。

あまりに個性的だったけど唯一無比の素晴らしい歌い手だったんだなぁ〜美空ひばりクラスでは?と思ったほど。聴く人の心を鷲掴みにするあの声・あの歌・・・もっと聴きたかった。30年前のRCサクセション時代しか観なかったのが悔まれます。

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2011年10月04日

探偵はBarにいる

大泉洋主演の札幌の「ご当地映画」を観てきました。

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札幌の作家:東直己の「Barにかかってきた電話」が原作。探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)が絶妙のコンビだと言うので、爆笑連発のコミカルな映画かと思ったら、撲殺シーンに銃殺シーンと恐がりの私にはヴァイオレンス映画だったけど、結構面白かったです。本格的なハードボイルド映画と評判高いようです。

札幌市民なら見慣れたススキノのネオン街が舞台だし、「このシーンはどこかな?」と考えたり楽しみも増えて面白いと思います。やはり雪の降り積もった景色が札幌らしくていいなぁ、路面電車も象徴的に使われています。これだけ雪が多い大都市というのは世界的にも珍しいそうです。ちょうど札幌市が「映画特区」として国に申請したとニュースも耳にしました、そのうち世界規模で上映する映画も作られそうな予感。

北海道のスーパースター大泉洋を私は好きでも嫌いでもなかったけど、演技派・有名俳優の中で堂々たる主役です。ほとんどスタント無しだというアクションシーンもキマッていました。雪の中での撮影等々苦労も多かったことと思うけど、新境地を開き【映画スター】としても、更に評価を高めることになるでしょう。

西田俊行にはもう少し出て欲しかったなぁ〜ワル役の高島政伸にはワラった。

松田龍平は父親に似てきましたね。

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2011年08月02日

ジュリエットからの手紙

シアターキノで上映中。

なんたって【美しくてロマンチック】な映画が一番好きです。主演のアマンダ・セーフライドは“ちぃさま”イチ押しの旬なアクトレスです。

ナタリーポートマンを知らなくてもアマンダ・セーフライドを知っているのは、ミュージカル映画【マンマミーア】で母親役のメリル・ストリープと共に美しい歌声を吹き替えなしで披露していたからなんですが、すっかり大人ぽくなっていました。

目も眩むようなブロンド、大きな瞳にナイスバディー。見る人すべてを魅了する目映い(まばゆい)ほどの美貌です。若さだけが持つ輝きにあふれていて正に【香り立つ】ような美しさなんです。私は彼女を見るだけで満足でした。「マンマミーア」の時も似たようなこと書いていたようです(w)だって魅力的なんですもの。

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物語は「ロミオとジュリエット」で知られる美しい街:ベローナとイタリアの風光明媚な田舎を舞台に繰り広げるロマンチックそのものなお話ですかわいい

実際に世界中からジュリエットに恋の相談の手紙が届き、年に5千通もの手紙にボランティアの女性達が「ジュリエットの秘書」として返事を書いているのです。

ジャーナリスト志願のニューヨーカー、ソフィア(アマンダ)が、婚約者とベローナに婚前旅行に出かけ、たまたま50年前のジュリエットへの手紙を見つけて返事を書き、50年ぶりにジュリエットから受け取った返事に決心し、孫と一緒に初恋の人を探しに英国からやってきたクレアと一緒に初恋の人探しに出かけるロードムービーでもあります。最後の最後に奇跡的に初恋の人ロレンツォと感動の開会を果たし、ソフィアもクレアと一緒に過ごす中で自分の人生を見つけた。ってところでしょうか?ロレンツォが喜びのあまり「今朝私は老人として乗馬に出かけたが、10代の若者になって戻ってきた」と語ったセリフが良かった。

まるでジュリエットのように美しいソフィアにも最後はオチがあるのですが、初恋の人と50年ぶりに結ばれたクレア役のヴァネッサ・レッドグレイブとロレンツォ役のフランコ・ネロ(渋くて逞しくて素敵、なんと馬に乗って登場!)が実際に67年に共演し、子供をもうけながら紆余曲折を経て2006年に結婚したというではないですか!これには驚きました。
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2011年05月16日

ブラックスワン

ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を受賞したことでも話題の映画「ブラックスワン」を観ました。尋常じゃない前評判やレビューを見て、是非観なくては!と思ったのです。これはヒットするでしょうね。
         
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白鳥の湖」の主役に抜擢された若きプリマバレリーナが、プレッシャーのあまり心の闇にとらわれていく心理サスペンス。内容はいろいろレビューが出ています。感想はあんまり面白くはなかったです、面白いとかの次元ではないのです。仕事帰りに気分転換に行ったのに緊張感と恐怖の連続でどっと疲れました。

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バレエ白鳥の湖」は白鳥と黒鳥を一人二役の作品なのですが、映画自体が二面性を表しているような感じもします。清純と魔性、善と悪、栄光と妬み、愛情と暴走。プリマをつかんだ悦びもつかの間、周囲の妬みが疑心暗鬼になり主人公がどんどん追い詰められていき現実と妄想の境がつかなくなる。見ていても恐怖と緊張感でホッとしたり笑える場面がない。仰天レズプレイもエロスよりも恐怖で固まり状態。スクリーンに引き込まれると言うより 「映画に吸い取られる」という感じです。恐がりの私は引っかきシーンは目を伏せていました。

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緊張感を抱えたまま初日の舞台を迎えます。「白鳥の湖」の上演がクライマックスとなるのですが、見ている方も最後まで現実と妄想の区別がつかないまま、一層高まった緊張感が昇華される感じで物語は終わります。

こんな映画は初めて観ました。ホラー映画なら最初から観ないからです。おかげで飽きることはありません、吸い取られて あくびをする間もありません。ですから逆に「映画の疲れで仕事の疲れを忘れる」「映画の緊張感のストレスで仕事のストレスも吹き飛ぶ」と言えなくもないのです。

こんなに恐いのに単にホラーやサスペンスで終わらないのは、至高の作品「白鳥の湖」の芸術性、バレリーナのストイックさ、バレエの世界の魅力なのでしょうか?主演のナタリー・ポートマンは13歳までバレエを習っていたので素養もあったのでしょう、10か月間猛特訓を受けバレエシーンの90%を踊ったそうです。彼女の美しさと鋭い心理描写の演技が圧巻。

私って映画に疎いなぁ・・・と心から思いました。 「レオン」がデビュー作のナタリー・ポートマンを知らなかったのです。学業も優秀で(ハーバードを卒業したらしい、心理学を学んだことが映画にも生かされているような・・・)、努力家で頑張り屋さん的なところは主人公ニナに通じるところがあるかも。この映画のフランス人振付師と婚約し、オスカー授賞式には妊婦姿だったというのも驚きです。

「面白くなかった」と言うわりには、ワタクシ随分熱心に書いてしまいました。 
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2011年04月19日

津軽百年食堂

青森県弘前市を舞台に、百年続く食堂一家のハートフルな物語「津軽百年食堂」 (大森一樹監督) 【弘前さくらまつり】が象徴的に使われていると言うので観た。【城と桜】に餓えているのだ。

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ディノスの狭い4番シアターはびっしり!半分以上が年輩客。ご夫婦連れも多い。

『原作は森沢明夫の同名小説。お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の2人が映画初主演した。ヒロインは福田沙紀。
明治末期の弘前、賢治(中田敦彦)はやっとの思いで津軽そばの店を出した。その4代目にあたる陽一(藤森慎吾)は大学進学で上京したが、就職に失敗しアルバイトで毎日をやり過ごしていた。ある日、バイト先で同郷のカメラマン、七海と知り合う。壊した機材の弁償代わりにルームシェアを提案する。七海も陽一と同じように、今の生活に疑問を感じていたのだった。そんな時、陽一の父親が交通事故に遭ったと知らせを受ける。入院中、店を手伝うことになった陽一に、忘れかけていた蕎麦作りへの思いが甦る…

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面白かったし感動しましたもうやだ〜(悲しい顔)人によっては深みが足りない…と言うのでしょうけど、青森ロケシーンがふんだんで、いたるところから見える岩木山(津軽富士)の美しさが効いていました。沢山のエキストラも参加してしました。普段まったく観ることのないオリエンタルラジオの2人も好演で、中田君はそのまんま明治の人(明治顔と言うそうです)。

食堂の味だけでなく、命も魂も津軽の地で代々受け継がれてきたんだなぁ〜先人達の生きざま、100年の重みをひしひしを感じました。旧友との交友復活!もコミカルに描かれているのだけど、この旧友とも先代からのつきあいなんですよね・・・これが本来の日本だっただよね・・・青森はいいなぁと郷愁を感じる。日本人なら「英国王のスピーチ」よりこっちを観て欲しい。

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年配客が多い会場のあちこちからすすり泣きが聞こえる。別の不幸な映画ではない、感動の涙だ。私も【この婆さんがあの時の女の子だったのか!】と背筋が震えた。写真でしか知らない自分のご先祖様の顔を思い浮かべた。涙がポロポロこぼれたのは城(弘前城)と桜のシーン。あ〜あ行きたい〜行きたい〜行きたい。

ぜひ「津軽そば」というのを食べてみたいですね・・・茹で置きして出すので「わぁ〜」って美味しくはないような気はしますけど。できればもう少し作るところを入念に見せて欲しかったかも。
最後のクレジットで「野村宏伸」にはびっくりした。

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2011年04月02日

英国王のスピーチ

大ヒット上映中!映画「英国王のスピーチ」

「サッポロまちけっと」使って観ました。ディノスシネマで2枚(1000円)で観られるのでお得です。これを観られると知って「まちけっと」買ったようなところもあります。

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現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース主演で映画化した歴史ドラマ。乳母の虐待や父親(王)の強権的な教育で、子供の頃から重度の吃音に悩まされてきたジョージ6世(ファース)は、自分に自信が持てず内向的な性格でいた。言語療法士ライオン・ローグを雇い吃音の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描く。

さすが最近の普通の洋画では記録的な大ヒット作だけあって、誰がどう見てもわかりやすく面白い映画です。「何か映画が観たいんだけど・・・」と言う方にはオススメです。最後スピーチをやり遂げると、俄然キングらしい威厳が漂ったのが印象的。王の家族愛も描かれていて、当初は「吃音」がテーマということでダメ出ししていたエリザベス女王もお気に召したそうです。

王と言語療法士が時には激しく反目しないながら二人三脚で克服していくのですが、重要なエピソードとしては兄である国王エドワード8世が、「王冠を賭けた恋」で王位を捨ててシンプソン夫人と駆け落ち。まさかの大どんでん返しで内気な二男のジョージ8世が王位を継ぐことになってしまった苦悩も描かれている。これは私が物心ついた時から「王位を捨てて愛をつらぬく」なんてさんざんテレビで取り上げられたけど、恋に熱くなりすぎて仕事(国王)を放棄するなんてつくづく愚かな王だと思った。

そういう反省もあってか、チャールズ皇太子はダイアナと結婚後もカミラ夫人とずっと愛人関係にあったわけだけど・・・ダイアナ死去のあとの英国王室の苦悩を描いた「クイーン」という映画も面白かった。日本では皇室ネタの映画は考えられないし私は望んでもいない。神秘さが皇室の存在価値だと思っている。

観ていてひとつだけ心が痛んだことがある。ジョージ6世が左利きを右利きに直させられいて、吃音の人にそういう体験を持つ人が多いというシーンだ。私の弟が子供の頃軽い吃音だった。弟は左利きで学校に上がる前に親が字だけ右に直させたのだ。吃音はちょうどそのあとで今思うと可愛そうなことをしたもんだなぁ・・・


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2011年03月22日

映画SP革命編

テレビシリーズは一度も観ず(だいたい知らなかった)スペシャルすら見逃してしまった。岡田准一君のフアンってわけでもないけど何故か【革命編】を見ることを決意し、前売り券を買って【野望編】の復習上映を500円で観てから【革命編】に臨みました。

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【野望編】あらすじを一生懸命読んで頭には入れていたけど、「野望編」自体が「革命編」への長〜い予告編って感じで、つくづくドラマを観たかったなぁ〜と思った。岡田君のアクションが見どころ!とのことだったけど見事でした。特に冒頭20分のノンストップはスリリングで超人的で目が釘付けでしたわ。こういう系の作品も外国に引けを取らない出来栄えだと思います。

【革命編】
SPなのに官僚や政治家と結託して国会テロを行う尾形(堤真一)、テロリストから国を守った部下の井上(岡田准一)。いろいろ派手で面白かったですよ。岡田君は前作のように20分ノンストップほどのインパクトは無いけど、何気に格闘家を淡々とこなしている。堤真一はシブイですねぇ〜昔なら「苦みばしったイイオトコ」なんて言ったものです。尾形から井上に宛てた手紙の内容は?尾形の本当の正体は?最終章と言いながら、どう見ても続編がありそうな終わり方なんだけどなぁ・・・と言うか続編やってぇ〜!これしか観れないなんてイヤだぁ〜!!

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地下鉄大通駅の巨大パネル。岡田君カッコイイ〜3年間週に2回ずっと武道の稽古に通ったそうだ。よほど意思が強くないとできないことです、敬服します。何かのインタビューでアイドルでやっていけるのは20代前半までと思って芸能界での生き残りをかけて鍛えたそうです。役柄を離れても見事な危機察知能力ですね。

このストーリを知ってから、今の地に堕ちた民主党政権・・・こんなテロが起こってもおかしくないなぁ・・・但し映画のような官僚主体でなくて自衛隊による軍事クーデター。憲法を改正せよ!核武装せよ!アメリカから独立せよ!な〜んて妄想してしまいました。

別に私がそういう考えというわけではないですからね。
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2011年02月28日

アカデミー賞「悪人」

「告白」と2010年の映画賞を分け合った「悪人」先日の日本アカデミー賞の、主演・助演と俳優四部門の最優秀賞を独占!狸小路の東宝プラザでアンコール上映(1000円だった)を観た。

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監督:李相日  脚本:吉田修一 ,李相日
原作:吉田修一 悪人

妻夫木聡 ,深津絵里 ,岡田将生 ,満島ひかり ,樹木希林 ,柄本明

芥川賞作家・吉田修一氏の小説「悪人」の映画化作品と言っても、吉田氏の名前も初めて聞いた。私は知らないことが多すぎるなぁ〜

多くの映画監督が映画化を熱望し、20社以上に亘る映画化権争奪戦となったそうです。原作者である吉田氏自身が、李監督(フラガール)と共に映画脚本を初めて手がけたそうです。

【あらすじ】(配布チラシより)

土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。車だけが趣味で、何が楽しくて生きているのかわからない青年。
佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と二人で暮すアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。

「本気で誰かに出会いたかった・・・」(光代)

孤独な魂を抱えた二人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。しかし祐一にはたったひとつ光代に話していない秘密があった。彼は、連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった───。

「もっと早く出会っていれば良かった・・・」(佑一)

そんな祐一の自首を止めたのは光代だった。殺人犯との許されぬ愛・・・。生まれて初めて人を愛する喜びに満たされる光代は、祐一とともに絶望的な逃避行へと向かう。
やがて地の果てとも思える灯台に逃げ込んだ二人は幸せなひとときを迎えるが、その逃避行が生んだ波紋は被害者家族、加害者家族の人生をも飲み込んでいく。

なぜ祐一は人を殺したのか?なぜ光代は殺人者を愛したのか?引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?
絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤のなかでもがき、そしてその先にひとつの謎が生まれる。

いったい誰が本当の“悪人”なのか?

その答えが明かされた時、物語は、衝撃の感動とクライマックスを迎える───。

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【私の感想】

暗くもったりして画面も単調な映画は好きでないです。「愛した男は殺人犯」は結構定番だし・・・妻夫木君は無口でしゃべらんないし・・・妻夫木君の映画は「ジョゼと虎と魚たち」以来です、「天地人」は一度も観なかった。賞がなければ観ない映画だけど、退屈しないで観れたのは賞の威力です。だから柄本明の存在感!と言ってもこのタイミングで観ると受賞あってこその感想って感じです。最後に逃げた灯台は五島列島の最果て感が出ていなぁ、最後のシーンの二人の表情と海の青さが印象的。

助演女優賞は樹木望林でなく、「告白」の木村佳乃でもよかったのでは?と思う。


なぜ、殺したのか・・・それは佑一の弱さ。だけど石につまづくような小さなきっかけで、人は犯罪者になってしまうものなのだなぁ・・・

なぜ、愛したのか・・・それは光代にとって、金髪ブルーワーカーの佑一がタイプだったから。会っていきなりどっかに行っちゃったのもタイプだから・・・。自首しようとした佑一を引き戻して「一緒に逃げて」と懇願したのもタイプだから。はかなげなヒロインは深田絵里の演技力が絶賛されたけど、ある意味では「マディソン郡の橋」のようなものかしら?と。

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あんた、大切な人はおるね?  

その人の幸せな様子を思うだけで、
自分までうれしくなってくるような人は。

今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
自分には失うものがないち思い込んで、
それで強くなった気になっとう。
だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって、
失ったり、欲しがったりする人間を、
馬鹿にした目で眺めとう。

そうじゃないとよ。
それじゃ人間は駄目とよ。

これもチラシに印字されている柄本明扮する、殺された娘の父のセリフなんだけど私には響かないなぁ。出会い系で知り合った男性に次々と安売りしたあげく殺されても、誰も同情する人いないよね〜。この映画で良かったのが九州の方言です。殺された娘は久留米出身で久留米と言えば松田聖子とチェッカーズ・・・こんな田舎からスゴイなぁなんて思いながら観ていた。

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何十年ぶりが忘れるほど久しぶりな「東宝プラザ」はキレイでした。
席は広々で、前後の感覚も広く思い切り長い足が伸ばせて快適でした。

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2011年02月12日

映画あしたのジョー

本日公開!不朽の名作「あしたのジョー」早速観ました。

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初日の1回目です。事前購入で大変な意気込みのワタクシ。
いえいえファンではないですよ。当時のアニメは知ってたけど、「巨人の星」ほど熱心には見ていなかったからストーリーもよく知らなかった。

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矢吹丈を山下智久 宿命のライバル力石徹を伊勢谷友介 が演じた。減量とトレーニングを重ね、歴代チャンピョンが称賛するほどの本物のボクサーみたいな肉体とファイト ジョーを鍛えた丹下段平には香川照之・・・前評判だけでも久しぶりに映画館で観ないと!的な、胸騒ぎを感じたのです( ~っ~)/ 

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感想はアレコレしゃべれば余韻が台無しになる。言葉は無用です。あの運命の試合、リング上の二人は【神】でした。“ちぃさま”得意の“激萌え”ではありません。山下智久の割れた腹筋も、伊勢谷友介の筋肉標本と浮き出た血管も【畏敬の念】です。男の真剣勝負にオンナは黙ってろ!の世界。

最初の対戦シーンは3Dかと思ったほど肉体が際立っていた、それくらい
【身体が語っている】
アニメではこのリアリティーは出せない。アニメを超えた実写だと思う。観る者を死と隣り合わせの狂気の世界に引き込む。

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山下智久は名前だけは知っていたかな?程度だったけど、見事に演じていた。顔がキレイで驚いた。2005年からボクシングの稽古で鍛えていたそうです。だからこんなにサマになっていたのかしら?

今の若者がこんなにも衝動に満ちたひたむきな姿を演じたことに感動を覚える。熱い心と負けん気の強さが彼以外にジョーは考えられない。
山Pちゃん 
ソロツアーするほど活躍中とは!ワタクシ俄然注目です。174センチ。62キロから53, 5キロ、体脂肪を5%に減らした。「食べ物の有り難みがわかった、人を殴ることに抵抗があった」のコメントにはリアリティーがある。

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伊勢谷友介は筋肉の人体図そのもの。ジョーと対戦するために階級をひとつ落とすための常軌を逸した減量…水を求める殺気立ったシーン。試合前日の計量では痩せ細って突き出た肋骨…異様だった。本当に水も飲まなかったらしい。死と隣り合わせの狂気…ストイックさ…漂う孤高のカリスマオーラ。

これまた他の配役はあり得ないだとうと思わせる・・・身体だけじゃなくて、白いスーツもガウン姿も超カッコいい!コミックやアニメを超えた実写のヒーローなんて他にいないだろう。180センチ。67キロから57キロ、体脂肪を15%から3〜4%に。壮絶な役者魂だ。

初めてその名を知ったのは広末涼子のボーイフレンドとして。あまり作品は多くない。去年のNHK「白州次郎」が初のテレビドラマ出演。イイ男ぷりに驚き、英語が流暢で驚き、芸大卒に驚き・・・渡辺謙に続いてハリウッド進出するならこの人かな・・・

ジョーを鍛えた丹下段平役の
香川照之
は熱狂的なボクシングファンそして知られ、映画では二人の演技の指導もしたらしい。今やこの人が出ると作品にハクが着く感じの風格ですね。今45歳、これからの10年が役者としてのピークだろうな。そんな名役者も出だしの頃「渡る世間は鬼ばかり」に端役で出ていた。五女:長子(藤田朋子)の最初の夫役だったんですから。

※よせばいいのに・・・ひとつだけケチをつけるとすれば、最後に流れる宇多田ヒカルの主題歌。ここは尾藤イサオでしょう〜あのオリジナルの作詞が寺山修司のテーマソングを聴きたかった。

それはともかく40年代のドヤ街はオープンセットも見事。映画を観たなぁ〜ってお腹いっぱい。女性よりも男性にオススメかも。
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2010年12月29日

映画ソーシャルネットワーク

世界最大のSNS【facwbookフェイスブック】ができたのは2004年2月。創立者のマーク・ザッカーバーグは当時19歳のハーバード大学の学生。創業から急成長する過程のドロドロ模様を描いた作品。

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公開は来年1月15日、共済ホール試写会で観た。
職場の派遣さんが「応募したら当たり過ぎた」と招待ハガキをくれたんです。

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ちょうど最近買ったブルータスの本特集でザッカーバーグを書いた【face book 】という本を知り、映画化ということで興味深々(・o・)ノ
フェイスブックは名前を知ってる程度だから、大学生が創業して、ハーバード学内→他大学と大学生から広がったことなど知らなかった。映画は平日なので、案の定前半は寝てしまい(-_-)zzz肝心のフェイスブックができるまでがわからず、起きたら訴訟になってた(-_-#)

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フェイスブックを作る最初の動機が「自分を振った彼女の気を引きたい」って、女の子にモテたいからロックバンドをやる!ノリと同じゃないの?(笑) マークさん頭脳明晰なんでしょうけど、パソコンオタクで人間不信で自分の成功の為には義理も人情もなし、好かんなぁー。

もっとも成功物語には、金銭トラブルや妬み・身近な人とのドロ泥激は付き物で、儲けそこなった人が暴露本を書くのが常だ。裏の部分だけ描かれるのだから、有名人は大変だと思う。富と名声の代償と言えばそうなのだろうけど、若い億万長者のご本人は取材拒否なのだとか。

そんな感じなので、映画よりもブルータスで紙上で、脳科学者や社会学者が、この本やオンラインネットワークト無しでは語れなくなった他者との【つながり】について語っている内容のほうが興味深かった。

日本はSNSは大体が匿名参加の社会なので、実名参加のフェイスブック人口は多くないらしいから、映画はさほどヒットしないだろうと思うけど、いやいやこれをきっかけに去年のツィッターみたいに大ブームになって雑誌はこぞって「フェイスブック特集」になるかも?
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2010年11月26日

レオニー監督舞台監督

20日から上映の「レオニー」は、国際的な彫刻家:イサム・ノグチの母親であるレオニー・ギルモアの生涯を描いた作品。
イサム・ノグチと言えばモエレ沼公園なんだけど、最後のシーンに出てくる。

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予備知識はそれだけ、安いと言うだけの理由で日曜日の朝の上映で観たら、終了後に松井久子監督の舞台挨拶があると言うのでびっくり。

映画「レオニー」を通じてモエレ沼公園を世界に知らせたい…道内企業や一般の人達が映画制作を支援したこと、モエレ沼公園がイサム・ノグチ生涯最後の作品であり彼の魂が残っている地として、監督は札幌に思い入れがあり駆けつけたようです。

観客に対して何を感じて欲しい、どこを注目して欲しいか?全ては観た方の見方・感じ方に委ねたい、一人でも多くの人にこの映画を伝えて欲しい。敢えて言うなら、最近こういう映画が少なくなっている。原作が有名とかテレビでヒットした以外の作品も必要だと感じている。

・・・そんなところでした。松井さんは温かみのある感じの方でした。

レオニーの生き方には共感しない、激しい人なのだと思う。19世紀に名門女子大を出た才媛だけど頑固で融通が利かず自分の殻に閉じこもって友人も作らない。だけど内面には燃えたぎる情熱を抱え、表現することを渇望している。となると選ぶ相手はアウトローだ。才媛なのにもったいないなぁ・・・。

その相手がアメリカに渡って詩集や小説を出版した詩人:ノグチ・ヨネなのだけど、レオニーの妊娠がわかった途端に日本に帰国する無責任男で未婚の母となる。あとからレオニーとイサムを呼び寄せるも最初から最後まで冷酷な男だった。芸術家イサム・ノグチそのものがレオニーにとっての復讐なのかも知れない。

最初にブリンマー女子大が出てきた時に、津田梅子を思い出したら、すぐ梅子が出てきて驚いた。本当に交友はあったのかな?梅子は7才からアメリカで過ごし帰国時は日本語がしゃべれなかったほどだから、梅子の喋る英語はネイティブぽくしゃべって欲しかった。原田美枝子は少ないセリフなんだからできるはず。(これは私の揚げ足取りなので語るに及ばず)

一番気になったのは、イサム役は何人も子役が代わっても統一感があって良かっのだけど、最後に芸術家デビューを果たし、レオニーの死を見届けた人がどう見ても100%ガイジン。時折映像がはさみこまれる映像--香川県でのアトリエで石にノミを打つ後年のイサムの姿--とまったく結びつず最後の役者だけ浮いているのが大変残念。

わぁ〜おもしろい!という映画ではないけど、張り詰めた雰囲気がレオニーの魂の叫び のように漂っていた。時間を感じさせず引き込まれ、「映画を見たな」と実感できた。

来年はモエレ沼公園に行こう。皆思うことは同じかな、札幌市民として誇らしく思えてきた。
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2010年10月01日

ゲゲゲの女房

NHK連続ドラマ【ゲゲゲの女房】先月25日で終了した。朝の連続ドラマなんて最後に見たのは【ひらり】かな?それくらい記憶がない。たまたま7月初旬に土曜日の午前、BSで一週間分の再放送見て、チャーミングな向井理見たさに?見るようになった。

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家族の情愛、周りの人々…あったかくて昭和のドラマだなぁ〜と思う。
最終週は布美枝の父との別れに声を上げて泣いてしまったり、私は死ぬ時には何を遺せるのか…、夫の健康を守り家を支える女房…私はいつなるのだろうか?なんて思いながら見ていた。

そうそう水木プロ20周年パーティーで、招待客に手塚治虫らしき人がいた演出にはワラッタ(^w^)

ゲゲゲの鬼太郎は有名だから記憶あるけど、小さな女の子だった“ちぃさま”は【魔法使いサリー】や【ひみつのアッコちゃん】ほど熱心に見なかった。登場キャラクターは「ねずみ男」と「目玉おやじ」のかん高い声しか知らない。

4年前に松江に行った時、ガイドブックで【水木しげるロード】と記念館を知ったけど、JALだったから境港とは逆方向の出雲空港だったし、行かなかった。

ゲゲゲ、松江城、一畑電車、出雲大社(縁結び祈願)、そば三昧(出雲名物で三枚重ねの割子で供する)目当てで、実は9月2日から松江旅行、しかも【石見銀山】も強行に行くつもりでいた。

体調不良で行けなかったのは残念だけど、ゲゲゲブーム、水木しげるブームは今年の社会現象だ。まさか「ゲゲゲの鬼太郎」から40年ぶりのブームなんて誰も想像しなかったと思うけど、水木さんは今や残り少ない本当の日本人かも知れない。

芸能オンチのワタクシ、向井理も松下奈緒も知らなかったけど良い配役だった。

とっても余韻の残るラストだった。

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2010年07月07日

レイルウェイズRAILWAYS

49才で田舎にもどり憧れだった電車の運転士になった男の物語。主演:中井貴一。

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封切日が印字されたチケット

ストーリー:主人公は東京の一流企業で取締役昇格まじかの49歳、仕事に忙殺され妻や娘とは疎遠。島根で一人暮らす母の病気と親友の急死をきっかけに、子供の頃からの夢“バタデン”(一畑電車)の運転手になるこを決意し試験を受けて転職し、島根に戻り運転士として生き生きとした日々を送る中、自分にとって大切なものに気付き取り戻した家族の絆・・・

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いい映画を観たなぁ〜感動しました!泣きました!日本映画の良心です。記憶を心の隅に残しておきたいと思いパンフレットを購入。映画のパンフを買ったのは【フラガール】以来です。もう上映は終了していて【告白】と重なってしまったのは残念。

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キャストも好演で中井貴一がステキ、シブイいい俳優さんになりましたねぇ〜。妻:高島玲子、娘:本仮屋ユイカ(知らなかった)、主人公の若い同僚:三浦貴大(三浦友和の二男がデビュー、う〜ん兄よりは可能性あるかも・・・)

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昨年引退した日本最古参の電車も特別出演、ローカル電車と田園風景に心を洗われた。映画の作りは丁寧でスタッフ・キャスト皆が愛情を持って作ったんだなぁ〜て気がする。バタデンは実在する「一畑電車」の愛称で松江〜出雲まで途中宍道湖沿いを走っています。4年前に旅行で乗りましたから懐かしく思い出した。

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駅舎の紹介。また行きたくなったなぁ〜宍道湖を眺めながら日本の原風景を感じてみたい。島根は結構な田舎で、県庁所在地の松江も人口20万、夜は真っ暗で人は歩いていない、お店は早く閉まる・・・食事に行くのも大変。あ〜なるほど山陰・裏日本に来たなぁって感じだった。前回は出雲空港だったけどANAユーザーとなったワタクシ、今度は「米子鬼太郎空港」で境港市の“水木しげるロード&記念館”込みで行きたい.
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2010年06月25日

告白 映画

今年の邦画の話題NO.1 湊かなえ【告白】観てきましたとも!

       
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“2009年本屋大賞“を受賞した湊かなえ のミステリー小説を、中島哲也監督松たか子を主演に迎えて映画化。松たか子は自分の愛娘を殺害した教え子の男子中学生に復讐する女教師という難役に挑む。その他、空気の読めない熱血教師に岡田将生、少年B・直樹の母親には木村佳乃が扮し、クラスメイトの少年少女たちは無名の中学生をオーディションし、37人が選ばれた。

沢山の人が豊富なボキャブラリーと考察力を駆使してレビュー載せているので、何も書く必要がないくらいです。原作は半分立ち読みしたところで映画を観ました。スローモーションや空の映像が効果的、音楽の使い方も印象的でアーティスティックな作品となっていた。

「ゴールデンスランバーズ」みたいに、これは面白い!観なければ大変な損失だったわぁ〜という感じからはほど遠いけど、興味を引き付けられると言う意味では凄い映画だ、確かに。

私は倒錯した嗜好の持ち主ではないけど、救いようのない結末はある意味で爽快。だって土曜サスペンスなら、「ドッカーン!」
の前に刑事が現れて「復讐しても娘さんは帰って来ない、そんなことをして娘さんが喜ぶと思うのかぁ〜!」と説教⇒泣き崩れる女教師・・・と相場が決まっているからだ。

最初の場面で女教師が黒板に書いた「命」という文字。ベタな感想としては子供に命を大切さを教えていかなければならない。だけど大人だって命の大切さがとっくに欠如している。子供は大人の世界を映しているだけだ。

松たか子も木村佳乃も称賛されている通り好演だった。逆の配役でも面白かった気もする。松たか子は終盤の電話のあたりから完全にスイッチが入っていた。こういうのを女優冥利と言うのかしら?映画くらい思う存分復讐させてあげるのもいいでしょう、それくらい憎いものなんだろうなと思う。

子供事情には疎い私だけど、今の子供はこんなに教師の話を聞かないものなのか?私が中学の頃は皆静かに聞いていたぞぉ〜。茶化したりヤジる生徒なんていなかったし、勿論携帯電話もなかった。だから何?と言われても困るんですけどね。

※お子様の♪THAT'S THE WAYアハ〜♪のパフォはとても良かったです。
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2010年03月25日

ゴールデンスランバー

前日に観た「恋するベーカリー」があっと驚く凡作だったので、翌日口直しに人気作家:伊坂幸太郎原作の「ゴールデンスランバー」を観に行った。上映終了の前日にすべり込みだったけど観てよかった〜
  
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新任の首相が故郷仙台での凱旋パレード中に暗殺、犯人に仕立てられた青柳青年(堺雅人)の逃走劇と人間ドラマのストーリーについては割愛しましょう。オズワルドにはやっぱ「教科書倉庫」です。私は掛け値なしで面白かった。「恋するベーカリー」5本分くらいの価値があった。

【注】 「恋するベーカリー」はメリル・ストリープ主演。「マンマミーア」「ジュリー&ジュリア」が傑作だったので期待して行ったら、いい年して葉っぱ(マリファナ)でハイになるわ、太ったオヤジのヌードは出てくるわ・・・でがっかりだった。

今回は出てくる俳優が皆印象的。

【堺 雅人】上手く「いい人」を演じてい。次々と主演作が続いているだけのことはあります。今まで見なかったことをちょっと後悔しちゃいます。

【香川照之】母親:浜木綿子は昔結構テレビに出ていて息子が東大と言っていたから、俳優になると聞いてびっくり、顔を見てさらにびっくり。初期の頃「渡る世間は鬼ばかり」で長子(藤田朋子)の最初の夫役で出ていた時は「今からでも遅くないから公務員試験受ければ・・・」と思ったのが信じられない。今や日本映画界の至宝だ。

【永島敏行】久しぶりに見たけどずい分な貫録。もの言わず笑いながらライフルぶっ放す姿が不気味。国家権力の象徴のようだ。

【伊東四朗】これぞ昭和の父親気骨!エライ。

【竹内結子】キレイだった。

【濱田 岳】この人のことを知らなかった。通り魔殺人犯「キルオ」を原作者は彼をモチーフに書いたらしい。この人が登場している間は背筋が寒くなる感じで圧巻だった。

【柄本明】もハマリ役、花火屋のオヤジ【ベンガル】の人間味も良かったなぁ〜

【吉岡 秀隆】もし死なないでずっと出ていたら、堺雅人より目立っちゃったかな?

【斎藤 和義】 テーマソングはこの人

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アルバム【ジレンマ】ジャケット

タイトルでもあるビートルズの歌のコピーの日本語ぽい歌い方がステキ。最後に流れる「幸福な朝食 退屈な夕食」は(新録)とクレジットされているけど新曲ではない。

97年のアルバム「ジレンマ」の最後の曲だ。この古いアルバムから選ぶなら「ドライブ」の方がビートルズらしいし、郷愁訴ぽく終わるなら「ワッフル ワンダフル」、歌詞の内容が合いそうなのは「ジレンマ」、逃走シーンのイメージなら一曲目の「僕の踵はなかなか減らない」がおもしろいと思う。

多分原作者の意向なのでしょう。伊坂幸太郎と斎藤和義は数年前に「絆について」という対談集まで出している仲であり、私の予想では次回の映画化は、サントラだけでなく斎藤和義も映画出演すると思う。

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自慢話が大好きな“ちぃさま”
このアルバムの97年のツアーも行っています。チケット見えます?一列目のど真ん中。キョードー札幌というのが懐かしい。今はWESS一社独占状態だからね。WESSって何の略だか知ってます?私の持ちネタのひとつなんだけど、【ウィークエンドステージサービス】の頭文字です。

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2010年01月13日

ジュリー&ジュリア

監督・脚本は『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』のノーラ・エフロン。
ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)とジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)時代を超えた二つの実話が重なります。ドラマティックな大どんでん返しもないのに大好評。人生に悦びを与えてくれる愛と美味しい料理。そんなストーリーは他で読んでいただくこととして(W)

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感想は一言『観て良かったなぁ〜』です。
ジュリア・チャイルド(1912−2004)という元祖カリスマ&セレブ主婦シェフは、アメリカでは知らない人はいない有名人。外交官の夫(というより諜報部員か?ジュリアもプリンストン大学卒のエリートで職場結婚)の赴任で住んだパリ時代(1950年前後)、名門料理学校「コルドンブルー」で学び、帰国後1961年に出版したレシピ本が大ベストセラーになり、1963年頃から2000年まで料理番組に出演し、豪快でおおらかな体格と性格で皆に愛された人気者。

身長が185センチ!あるジュリアをメリル・ストリープが演じているのだけど素晴らしい!本当に大女でジュリアそのもの。正に女優の中の女優ですね。2月には「恋するベーカリー」が公開、フランス料理の次はパンです。


(冒頭25秒だけでも観てみてください)
観終わってから本物ジュリアの料理番組をyotubeで観たら、冒頭から映画のリルストリープののじゃべり方と同じでしたるんるん最高です。しかも作ったオムレツは★0.5って感じで唖然!ご本人は料理で失敗しても笑い飛ばしていたそうです、これも最高るんるん

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レシピも載ったパンフレットが楽しい。
物語は2002年にNYのOLジュリーパウエルが始めたブログ。それはジュリア本の524の前レシピを365日で作るというもの。平凡なOLがブログで新しい世界を、自分の自己表現として・・・ありがちな話です。

最大の疑問は料理ブログなのに料理の写真が無い!?一度も料理の写真撮るシーンはなかったし、パソコン(VAIO)でのブログ作成やアップも写真は無い、そんなのあり得んだろう〜とブロガー目線のワタクシ。

もっとも純粋な料理ブログではなさそうです。夫がプライバシーを晒されキレて家出したり、上司から「オレのことは書くな」と叱責されたり。料理ブログと言うより、料理を中心とした仕事や日常生活の日記って感じだったのでしょうね。

ですから、後半ジュリーがメディアに登場した時、本家ジュリアが「不快に思っている」とコメントしてジュリーが落ち込む場面があるのだけど、不快と言うより「ブログの内容が料理以外のことが多すぎる」ということだったらしいです。

料理することの楽しさ、素晴らしさが満喫できます。二人の女性は料理で人生変わりましたからね。ただ言われているぼど「お腹を空かして観ると悲惨」ってほど料理が登場するわけではない。ソースとか混ぜ物が多かったうような・・・。それよりも「夕食何?」と子供みたいに待ち切れず、ペロペロ味見するラブリーで優しいダーリンの存在が大きい。

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2010年01月06日

釣りバカ日誌20ファイナル

続ければ「まだやってるのぉ〜」、終われば「残念だわぁ〜」と言うのが世の常なのでしょう。何度か映画館に足を運び、一時は旭川で「男はつらいよ」と二本立で観た記憶もある「釣りバカ日誌」最終作です。

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持ち株も寄贈して会社から退くスーさん、あわや人生からも退くところだったけど、三途の川を渡る船賃がなくて渡れなくて帰ってきた(w)。友人の墓参りに行ったり「生死観」を投影したような内容が印象深かった。もっともいつも通りの楽しい映画で、ふくよかな松坂慶子がチャーミングだったし、最終ロケ地は北海道です!釧路湿原をカヌーで下るシーンは一度体験してみたい。

三國連太郎・・・今でこそスーさんだけど、アクの強さと凄みは「お茶の間の人気者」からは程遠い存在だった。私が初めて見たのは30年以上前の「赤い運命」。そうです百恵ちゃんドラマ(三浦友和は出演していない)。三國連太郎は殺人犯の経歴を持つ、百恵ちゃんの父親役で凶悪犯そのものって感じで、画面に映るだけでおどろおどろしい雰囲気で、「イヤだ〜気持悪い」でした。勿論私は「スーさんて佐藤浩市のお父さんって本当ですか?」ではなく「三國連太郎の息子の佐藤浩市が青春の門でデビューした」の記憶を持ちます。

釣りバカでは自殺した友人の墓前で昔を振り返るシーンで、スーさんとしてでなく自身の人生を振り返っているかのように感じてしまった。『大正生まれ86歳三國連太郎見事に老い給いけり』。脂が抜け切った感じとも達観しきった感じとも違う、他の誰にも真似できないような年の取り方だなぁ・・・と感慨深い。今のうちに演じてもらうこと、語ってもらう事が沢山あるのでは?と思う貴重な存在だ。
ハマちゃん:西田敏行のコミカルさには笑わせてもらった。お疲れ様!
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2009年12月05日

沈まぬ太陽

山崎豊子氏のベストセラー「沈まぬ太陽」

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JALを舞台に、政官民の癒着構造を暴いた力作として相当な物議を呼んだと言うのに良く知らなかった。上映時間が長いし観るには勇気が要った。

作者は巻末のあとがきで『事実を取材して小説的に再構築した人間ドラマであるが、ニュース、ドキュメント、公文書、内部資料などを駆使し、それが小説の重要な核心部分にもなっている』と書いているため、単に「事実を元にしたフィクション」なんて言えない。

ネットで検索してみると主人公のモデル:小倉貫太郎なる人物が美化過ぎていること、小説が事実とかけ離れている点も多いらしいことが気になったけど、この映画は大変なハードルを乗り越えて制作した力作でもあり、虚実も含めて観ておこうと思いました。

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大丸セントラルで共通券を千円で売ってくれた。

・3時間30分の長丁場を寝ないで完走!時間の長さは感じなかった。

・映画は映画として楽しんだ。主人公の引き立て役としての、元は組合活動の道志だった三浦友和のダーティーぶりがおもしろい。

・飛行機の離陸がDGが興ざめだったけどね。

・JALの債権問題もあり「なるほど・・・これだから今の姿なんだ」と単純に同調はしないけど、当時4つから現在は組合が7つに増えたし、問題は先送りのままだったのか?とは思った。

・感動した人も多い夫婦の絆・家族の絆はよくわからない、私は主人公に共感できなかったから。主人公は正真正銘のアカだ。

・85年の墜落事故は吉岡忍著の「墜落の夏」が衝撃だったので思いだした。

・登場人物が多いのでキャストも豪華で、最後のエンドロールを見て「えっ?どこに出ていたのか・・・」と思う人も多かった。「烏丸せつこ」にはびっくりしたなぁ。
(続きはありません)
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2009年11月24日

ゼロの焦点

松本清張生誕100年 至高のミステリーが映画化!

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このポスターに惹かれて観たようなものです。今は私「紫の人」だけど赤は元祖“ちぃさまカラー”なんです。それにしても流石の美しさと迫力だ。
舞台が行ったばかりの金沢って言うのにも惹かれた、昭和32年の金沢なら城下町そのものだっただろうな・・・

結婚式から7日後。仕事の引き継ぎのため以前の勤務地である金沢に戻った夫(西島秀俊)はそのまま帰ってこなかった。お見合い結婚ゆえ夫の過去をほとんど知らない。夫の足跡をたどって金沢に旅立った禎子(広末涼子は、憲一が親しかったという室田耐火煉瓦の社長室田を訪ねた。そこで禎子は社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢(木村多江)二人の女に出会った・・・。関係者が殺害され夫の過去と謎が明らかになり・・・衝撃の真相。

こんなストーリーなのだけど、途中1時間くらい寝てしまいました。映画は時々観に行くけどブログにあまり書かないのは寝てしまうからなんです。最近の前歴では『火天の城』西田敏行主演の安土城築城の物語も爆睡で、椎名きっ平扮する織田信長のコスプレ衣装のみ印象的だった。

私は広末涼子の作品を観たのは初めて、発声やセリフ回しの稚拙さが気になったけどキレイだ、ずっと思っていたけど鼻がカッコいい。中谷美紀はNHK『白洲次郎』の白洲正子役でも凄みを感じたけど貫録漂う感じ。木村多江の素顔が可愛かった。ホントはドロドロしていたんだけど寝ないでもっと見たかった。

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映画を補てんするつもりで買って読んだ。この映画に限らず原作と映画は別物だけど、描き方が足りないところをしっかりおさらいしたり、逆に映画のリアルで存在感があるなぁとか思ったり、久々に松本清張ものを堪能。冒頭、お見合いで交際期間もなく結婚して、ぎこちなさの中から感情の慣れ合いが少し生まれてくる感じの描き方が良かった。

けれど、映画も原作も別に見なくても良かったなと言う感じがする。決してつまらないわけではないけど、清張作品の中ではそんなに傑作とは思えないし(たいした読んでるわけではないが・・・)

P.S
『THIS IS IT』2回目も感動した。シネマフロンティアで一番大きい5番スクリーン541席は一番前まで満員。慢性寝不足の平日、しかも映画の前に八雲の晩酌セットで「ビール」と「焼酎のそば湯割り」を飲んだので、絶対寝ると思ったけど寝なかった!終わったあとには拍手も起こり、観客はエンドロールが流れて明るくなるまで誰一人席を立たなかった。なのに映画の途中で席をはずした客が一名だけいた。何を隠そう“ちぃさま”だ。大量のそば湯摂取で自然現象には勝てず・・・(^^ゞ

でも一回観ているから「今なら大丈夫、ビリービーンには間に合う」と余裕(^v^)。「ビリージーン」は唯一バックダンサーもミュージシャンも映らずマイケルだけの映像で圧巻だ。腰のキレと本気具合は7割程度って感じだけど、「股間に手」のポーズがない「ビリージーン」は「ビリージーン」に非ず、あの「股間に手ポーズ」は永遠だ。フアンの夢を再現することを何よりも大切にしてくれたマイケル ありがとうL-O-V-E
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2009年11月03日

THIS IS IT

6月に急死したマイケル・ジャクソンさん。幻のロンドン公演、死の直前まで行われたリハーサルの模様を収めた映画は封切以来話題騒然の様子。

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度重なる整形とその崩壊により人間離れしていく顔・・・醜聞にまみれた晩年・・・でも最後だから見ておいた方がいいかな?多分満員の観客の中にも同じような人もいたのでは?

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ところがです!ステージにマイケルが現れ『WANNA BE STARTIN' SOMETHIN'』うなるようなベースのイントロが始まった瞬間、声を上げそうになった。体中の血液が一気に沸点に達したような興奮。瞬時にMJ(マイケル・ジャクソン)は見る者すべてを惹きこむ。過去のスターだと思っていたけど現役バリバリだった!

本番さながらのステージセット、オーディションで抜擢されたダンサーやシンガーやスタッフの、MJと一緒に仕事ができる昂揚感と緊張感、そして畏敬の念が伝わる。音の高さ・長さ・余韻にまで細かく指示を出していくMJ。妥協を許さないプロフェッショナルな完全主義はステージにかける情熱とフアンへの愛の証でしょう。

「ビリージーン」お決まりの股間に手のポーズも神々しく見えた。私が一番感動したのは歌声です。MJが歌えばすべてCD通りの歌なんです。飛ばしたり途中で止めたりもしているから生歌なのでしょう。

歌唱力なんて言うのも間抜けな気がするけど、一番大切なのは歌だ。踊りの前にシンガーとして超越している。どんな大歌手も往年時よりキーを下げたり変たり、ライブではアレンジ変えるアーティストも多いのに、いつでもどこでも、我々が慣れ親しんだ歌声・リズム・テンポで歌っている。こんな歌手は見たことがない。

『観客が抱いているイメージ通りに再現した上で、ライブならでのパフォーマンスを見せるんだ』
『フアンが求めているのは日常を忘れる体験だ』

自分で書いていて涙が出そうなMJの言葉。スクリーンに映るのは表の顔であり、光の部分。それでいい、影の部分は詮索してはいけない、スターは夢を売るのが仕事だ。MJは最後に“キング・オブ・ポップ”としてその雄姿を永遠にフアンに刻みつけた。

音楽界での偉業には敬意を表する。もし、この映像で往年の半分しか声出ていなかったら誰もこんなには感動しないだろうな・・・やっぱり歌だ!と言うことで初めてMJのCDを買った。

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『THIS IS IT』のサントラではなく、2005年発売の2枚組ベスト『The Essential』ジャクソン5時代の曲はともかく、『スリラー』の前の名作『オフ・ザ・ウォール』からの曲が数曲あるのでこれにした。今もパソコンで聴きながら書いている。

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これは同僚の携帯電話。手作りストラップに注目!ビーズで作ったマイケルの手袋。彼女は突然、マイコーの死後フアンになり皆を驚かせた。ムフフ・・・ならば私は秘蔵生写真で対抗しちゃいます。

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『スリラー』を踊る“ちぃさま”
スリラーと言わないとわかってもらえないが悲しかった。どう見てもカマキリダンスかしら?この頃の“ちぃさま”今よりほっそりとしていました。いくつだったのかしらね?
【後日談】ブログを見た友人達からは「“ちぃさま”全然変わってないね〜」と、驚きの声が多数寄せられてます。

朗報!『THIS IS IT』11月27日まで上演延長が決まったらしい、もう一回行こう!

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2009年10月13日

私の中のあなた

キャメロン・ディアス主演の「私の中のあなた」涙なくして見られないな感動作と大評判みたいなので観にいきました。
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白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作で生まれた妹が,苦痛を伴う医療措置を拒み両親を訴える!驚きの真実というのが「まさかそんな単純な話ではないだろうな」と思っていたまさかの内容で拍子抜けしたけど、きっちり泣きました(ちょっと人と泣きどころが違うかも知れないけど・・・)

つらい治療に耐えて病気と闘っている人に「頑張って」と言うのは、元気づけるためでも酷だなと思う。そして母親は死にゆく我が子をあきらめることを許されず、気丈にふるまうことを求められ、母親が子供に涙を見せる時は死を受け入れることなのだと感じた。

だから最後ディアスが泣くシーンは象徴的だった。誰もなりたくて病気になるわけではないけど病気は残酷、家族を変えてしまう。

夫婦愛・親子愛・兄弟愛・異性愛。様々な愛があふれた映画を見て自分の境遇を考えると、この三連休のテーマである「中高年の自覚」ということに思いを巡らしてしまう。気が若いことはいいことで、好奇心を持ち続けることは大切である。

しかし、自分の状況が昔とは変わってしまったこと、受け入れたくないことも受け入れなくてはならないこと。従来の考えで正しいけど、それだけでない事もあること。決して自分を卑下して中高年と言っているわけでなく、自分に必要な「分別」と「思い切り」を考えた時にキーワードとなるのは、やはり「中高年」なのである。今まで気付かなかったのか?と言われれば恥ずかしいがその通りだ。

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