川崎市は南北に長く東京都と隣接していて、岡本太郎美術館は生田緑地という広大な森の中にある。
太郎氏の死去の3年後にオープンし今年開館20周年。

シンボルモニュメント【母の塔】
入り口。展示スペースは地下につづきます。
20周年記念チケットと20周年プレゼントのシール。
エントランスホールは撮影可能。
絵は初期の名作【痛ましき腕】のパワーが凄い。【かの子繚乱】という書も何点かあり喜ぶワタクシ・・・他にも墨絵ではないけど書家という印象。いえ縄文土偶を連想する顔の作品も多く、非常にプリミティブでシャーマニズムな感じでした。ワタクシなんたるボキャ貧なこと・・・
岡本一平&かの子コーナーがありました。ここにしかない展示なのでもう少し充実してほしいかな。

展示室内ではここだけ撮影可能でした。
20周年とのことでこれまでの企画展のまとめがありました。右下は太郎記念館用のワタクシのアート服でございます。玉虫色の光沢のある生地でモードぽくて気に入っています。
1996年発行の別冊太陽【岡本家の人びと】を夏に購入。
一世を風靡した漫画家であり本の著作も多い父親。歌人・仏教研究家・小説家として高名な私生活も奔放だった母親。両親の才能を受け継いだ規格外の芸術家の人と作品を確認するような美術館でした。
他にも野外の展示物があったようなんですけどリサーチ不足で・・・でももう行けないなぁ。