一階見取図。 一階はお客様をおもてなしする公的スペース。
【玄関広間】


階段側から玄関。蛇紋石の柱がよくわかる。
階段下のイングルヌック
【サロン・応接室】
階段広間から続くサロン。


【小客室・大客室】
【大食堂】


文化人や芸術家も集っていた。改装前は喫茶室になっていたような気がします。オリジナルに戻していただけたのですね。

サロンの奥は第一応接室
小客室から大客室を見る。
当時はピアノにはショパンの自筆譜が飾られていた。大客室は窓も豪華です。客の格によってお招きするの部屋を使い分けていたとか。
部屋の大小だけでなく、いろいろなところに大客室と小客室の違いがあります。扉の上の飾り彫りと天井際の装飾が違います。
マントルピースは黒い大理石が上客室のものです。
至るところに掘られている葉っぱはギリシャの国花【アカンサス】成育・繁栄を表す。葡萄も子孫繁栄なんでしょうな。
邸内に唯一残る、使用人を呼ぶボタン。
【大食堂】

晩餐会ご行われた大食堂。往時は26人掛けのテーブルと椅子が並んでいた。向こう側の部屋は小食堂。