2014年02月11日

初めての文楽

人形浄瑠璃文楽 平成26年初春公演


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人形浄瑠璃文楽は歌舞伎の原形で歌舞伎と同じ演目が多い。一番の違いは歌舞伎役者の代わりに人形であること。人形・大夫( セリフとナレーションを兼ねた義太夫節)、三味線が一体となった世界で唯一無二の総合芸術。

一年ちょっと前に雑誌サライの特集で気になりました。ワタクシの冬の旅は舞台鑑賞とセットですから、大阪の国立文楽劇場で見ようと旅のメインに組み込みました。

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文楽劇場はなんば・道頓堀の近くにあります。

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普通の近代的な建物でした。

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劇場内です。舞台の上にはお正月だけの 【にらみ鯛】席は三列目の上手なので大夫( 義太夫を語る方)と三味線がいる 【床】がすぐそばです。

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床本(大夫の語り )付きのプログラムは650円とお安いです。チケット代も歌舞伎よりはるかにリーズナブル。とにかく面白くてびっくりしました。お正月公演にふさわしく、人形が猿廻しをしたり( 勿論猿も人形なんだけど、可笑しくてギャハハハ笑ってしまった)、人形が楽器を演奏したり、見た目が華やかな物を観れたのは素人には喰いつきやすかった。

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写真は会場の入門パンフレットより。裃(かみしも )がカッコ良すぎてシビれる。

【義太夫の表現力が素晴らしい〜 マイク無しでこの声の響き!️ 】事前に知っていたのは人間国宝の竹本住大夫師匠だけでしたが、今年で90歳でこのド大迫力〜決して美声ではないけど情感の巧みさというか言葉で表せません。他の方も超カッコイイです、約700席のホールでマイク無しです!️どんな発声方法をしているのでしょうか・・・これぞプロフェッショナルと呼ばずに何と呼ぶ?感嘆しまくりです。地声も相当いいんだろうなと思わせる若手の咲甫大夫は男前でしたよん。

【人形に生命を吹き込む 】と書いてあっても人形は人形だべさ・・・そもそも伝統芸能が人形劇ってどうなの?と内心思わないでもなかったワタクシ…やはりバカでした。人形遣いがまた凄い!️遊女が泣き崩れるはかなさ、艶かしさは玉三郎より色っぽい。一体を三人で操るんだけど、右手と頭担当の主遣いだけが顔を見せて、他の二人は黒子頭巾ちゃんなのも違和感なくて面白かった。人形遣いでは桐竹勘十郎さまが一番のスターなんだけど、渋〜い吉田玉女さまが素敵です。

三味線は文楽用の太棹三味線。資料室で触ったら、ずっしりく音色と津軽三味線とは違います。もっとロックギタリスト的な弾きを期待していたワタクシ…今回はまだまだ三味線の良さまで気が回らずでした。

翌日の京都行きのキャンセルを決めたワタクシ…ホテルを難波にしておいて良かった。翌日は早くから当日券売り場に並び、初日は二部、翌日は一部と文楽鑑賞を楽しんだのです。

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終演後にはお見送りをしていただきました。私が観た二日間は満席でした。橋元市長の文楽いじめの話は後から知りましたが、事前に知らなかったのは幸いでした。きっと怒りのあまり舞台に集中できなかったでしょうから。
posted by ちぃさま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・ライブ・観劇 | 更新情報をチェックする
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