
松江から途中宍道湖を眺めながらJR特急で50分で太田市駅。駅からはバスで向かいます。
【大久保間歩】


観光用に整備された龍源寺間歩ではなく、土日祝のみの限定ツアーです。 【るるぶ】を見て行きたいと思っていました。

私が参加した回は【るるぶ】に載っているガイドさんでした。大変詳しく説明してくれました。600の坑道(間歩 )があると言われ、それは蟻の巣のように入り組み繋がっているらしいのですが、危険なため発掘が難しく全容解明は不可能。

世界遺産センターでレクチャー受けた後、バスに乗って少し歩いて最初に見えたのは「金生坑」中には入れません。

徳川幕府初代石見銀山奉行:大久保長安の名がつく、石見銀山最大級の坑道「大久保間歩」

長靴・ヘルメット・懐中電灯の装備で保安員付きで中に入ります。9月末の島根は札幌の夏みたいな暑さでしたが中は11.5度の寒さで真っ暗です。

私のカメラでは全然撮れなかったので 【るるぶ 】の写真をコピーします。当時はこんな照明も無く、暗い灯りだけを頼りに作業していたのです。高さや奥行きが凄い迫力です。スケールの大きさと歴史に圧倒されました。やはり中はかなり寒いです。

大久保間歩を出てから少し登ります。

【釜屋間歩】山師の安原伝米兵衛が発見したと言われる坑道。階段やテラスなどの岩盤加工跡が四方に広がっています。

工場というか昔は昨日していた最新の設備のようです。

雨水を集めその水の重さで比重選鉱(粉の比重の違いで水中で分ける作業)をしていたとか、廻りには建物の跡あるとか

ハイキングと探検気分が味わえます。

次の回の方たちです、気候もよくて素晴らしい体験でした。時間も長く説明も長いので私は一度で十分かなというところです。

集合・解散はこちらの石見銀山世界遺産センター。展示室では歴史や精錬技巧が紹介されています。いつも思うけど本当に昔の日本人の知恵は素晴らしい。
【関連する記事】
本当に素晴らしいの一言なのですが事前に展示を見てもっと勉強しておけば良かったと思います。バスの本数も少なくて結構大変です。