2012年12月31日

ワン・モア・ショット

デビュー50周年の大々的イベント開催中のローリングストーンズ。私はファンではないけど…というスタンスを強調してはいるけど、どうみてもフアンでしょう〜ライブ映画が上映されれば劇場に見に行ったり、エアロスミスのついでとは言え東京ドームでライブを観ているのだから。だけど曲はゆる〜くロックぽくないし極めてメロディがわかりにくい感じで、やはりファンと言うよりはロックの象徴としての存在感に惹かれてというのが正直なところでした。

そんなこと言いながら、1年前には70年〜80年までのCDボックスセットを買ってしまったのだが、この70年代の作品が実に気に入った。矛盾しているようだけどロックぽくないところが特に気に入った。元々ブルースのコピーバンドとしてのデビューしただけあって基本はR&B、ブルース、フォーク、カントリー、時にはジャズ風、レゲエ風等々。ピアノやホーンがふんだんでゴスペルブルース調の曲は特に好きだな〜なんて聴いている。

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1週間限定上映の「クロスファイアーハリケーン」も見に行った。今月16日は50周年記念ライブが生放送!で中継されるということで、どうしても観たくて、とうとう放送前日にWOWOWに加入してしまった。

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レディーガガ、ブルーススプリングスティーン等々ゲストも豪華だったけど、それを上回る健在ぶりを見せつけたステージだった。ミック・ジャガーの歌声は衰えることなく、相変わらず動きも軽やかだ。そりゃ体力の衰えは隠せないけどルックスもまったく変わらない。そのまま歳をとっただけだ。ミック69歳、キース68歳、ロン65歳、ドラマーのチャーリーは71歳と皆さん堂々たる貫禄と現役感(◎o◎)はやり現役ストーンズのオーラって凄い。ミックやキースばかり派手なフロントマンが目立つけど、バンドを支えるドラマーの健在ぶりは驚異的です。最後は元メンバーでゲスト出演のミック・テイラーを真ん中にしての挨拶は粋なはからいだ。

私が洋楽を聴き始めたのが1975年。音楽雑誌で目にする彼等の記事は逮捕と裁判、スキャンダラスな印象しかなかったけど、今ではミック・ジャガーはシニアの健康と摂生の象徴である(笑)

私が物心ついた75年から同時に記憶しているのが、ストーンズさん達は常に年寄り扱いされていた事。当時から30超えたオジサンだのマンネリだの言われ、桑田圭祐もサザンオーススターズの82年の作品で「老いたるジャガーさんも」と歌っている。この時のジャガーさん39歳なのに。90年の初来日は当時私が愛読してした「クレア」でも「50歳、48歳、45歳…日本で同じ歳は毒蝮三太夫、いかりや長介…」とてつもないオヤジみたいに書かれていた。

今は60代のベテランバンドは珍しくないけど、他にはそんなバンドがいなかったから、中ストーンズが30代、40代、50代、60代と常に世間が言う年齢の壁を切り開いた先駆者だった。これが彼等がロックたる一番の由縁かと思う。日本でそれを体現しているのは矢沢永吉だ。
posted by ちぃさま at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・ライブ・観劇 | 更新情報をチェックする
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