2012年04月03日

サッチャー&マリリン&八日目の蝉

話題作を鑑賞しました。

【マーガレット・サッチャー鉄の女の涙】

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メリル・ストリープが3度目のオスカーを獲得し、サッチャーへのなりきりは評判どうりだけど、面白い映画とは言い難い。最初に現在の老いた姿(認知症とも言われる)で現れる。そんでもって物語は遡ると思ったら、死んだ夫の幻覚と生きながら過去がフラッシュバック。

もっと若かりし頃のエピソード、政治家を志した転機、圧倒的男性優位の政界でトップに登りつめた闘いが見たかった。

と思うのは私の鑑賞力の浅さで、実在の、しかも存命中の世界的に有名な政治家を、現在の認知症の視点から、女として描いた凄い映画だと気づかなくてはならないらしい。アイアンレディーと言われたサッチャーは覚えているし、当時のニュース映像が流れた場面では、パンクロック旋風後期だったなぁと思い出す。

やはりメリル・ストリープは凄かった。あのクラスなら自分の解釈によるサッチャー像もアリでしょうけど、形を真似ることで中身も自分のモノにしている。今回は「人生の最後」を演じることに一番興味を持ったと語るメリルさん、誰も追いつけないところまで行きましたねぇ〜

【マリリン7日間の恋】

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世紀の大スターマリリン・モンローの美の頂点の頃の秘話。マリリン役のミシェル・ウィリアムスは普段は顔もイメージも全然似ていないのにカツラとメイクで見事に化けて魅力的でした。そう言えば昔、新春スターかくし芸で研ナオコのマリリン・モンローなんてあったなぁ。

以前本その他で、幸薄い生い立ちかや精神の脆弱さ、スキャンダルを見聞きしていたから、あ〜そうだろうなって感じです。ただ7日間はマリリンの恋ではなく、コリン君の恋かな?本物のマリリンの映画を観たくなった。

【八日目の蝉】

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劇場窓口で「はちにちめのセミ」と言ってしまった恥ずかしいワタクシ(-_-#)

不倫の怨念は一番苦手なので見過ごしたけど、アカデミー独占記念でアンコール上映です。観て良かったぶたの鼻やはりラストは涙が…身動きするのが恥ずかしく耐えていたら、口元まで涙がポロポロ雫(涙・汗)角田光代の原作も読み、丁寧で細やかな描写に“ちぃさま”らしくなく、すっかり母性に目覚めてしまった。

小豆島の情景と昭和の人々が素晴らしい。女優陣も力演だけど、なんといっても子役の可愛いさあっての映画です。あんな〜と話す島の言葉が愛らしいく、1日でも長く薫と一緒にいられますように…誘拐犯の希和子に感情移入するワタクシ。

不倫と言うには相手の男はあまりに存在が薄く脇役以外って感じだったけど、タキ写真館の田中泯は、わずかな出番ながらも存在感ありすぎ!元々前衛舞踏というか有名な舞踊家です。実は一度ワークショップに参加したことがある、誰か旭川に呼んだのか?たしか稽古は弟子がつけていたけど、大先生の田中泯がちょっと動いて見せると空気も動くような迫力だったと今だから思う。私はワークショップだったけど、公演では最後は出演者がスッポンポンになったとダンサー仲間から聞かされてびっくりした。

ア・ロング・タイム・アゴーの話だ。
posted by ちぃさま at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | 更新情報をチェックする
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