2012年02月24日

一枚のハガキ

昨年、当時99歳の進藤兼人監督の最後にして、自身の経験を綴った作品として話題になった「一枚のハガキ」。キネマ旬報ベストワン受賞を記念して、25日からシアターキノでアンコール上映されます。

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主演 大竹しのぶ・豊川悦司 

太平洋戦争末期、中年兵として招集された松山啓太ら100名の兵士は、上官によるくじ引きで決められた戦地に赴任する事になっていた。くじ引きが行われた夜、フィリピンに送られる事になった仲間の定造から、妻より送られてきた一枚のハガキを手渡される。定造は、もし啓太が生き延びる事ができたら、妻にハガキは読んだと伝えてくれと依頼する。やがて戦争が終わり、生き残ったのは啓太を含め100名のうち6名だけだった…。


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2011年9月上映時のシアターキノ廊下。

進藤兼人監督と言っても「音羽信子のダンナね」なんて言う人は私の世代でも少ない。戦争の映画がキライな私が見たのは、戦争を体験した人が自分の経験を映画にする機会を逃したくないと思ったから。あと5年〜10年もすれば戦争を体験した人(兵士)から経験を見聴きすることもできなくなるでしょう。監督自らが「遺言」と言っていたのです。セットも簡素で淡々と描かれています。その出征も戦死も淡々とです、軍隊や戦地的なシーンはありません。ただただ運命に翻弄されるだけの普通の人が淡々とです。稼ぎ手を失った農家は過酷です。母親が自ら口減らし・・・のシーンは悲惨でしたが、粛々と時には滑稽に描かれていました。

夫を相次いで戦争で亡くし、だけど3人目にトヨエツが当たるなら翻弄される運命もそう悪くはないんじゃないか?演技が上手いのはわかるけど大竹しのぶのラストのテンションの高さがちょっとね・・・と言う私はまったく映画の理解が足りないんだと思う。なんで最初に天理教が出てくるんだ?これは実際に経験した人以外は作れない。2度と観られない貴重な作品だから日本人として観ておいて良かった。

【コーちゃん逝く】

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ター坊(青山孝)に続いて元フォーリーブス北公次の訃報。北公次と言うとジャニー喜多川の暴露本「光GENJIへ」が浮かんじゃう。私の最初のアイドルは西城秀樹だけど、アイドルのトップとして君臨していたフォーリーブスはよく覚えている。一番印象に残っているのは「新しい冒険」1973年の名曲でよくテレビで見た。メロディーもリズムもコーラスも素敵だと思います。ラストはワン・ツー・スリー・フォーのかけ声で終わる曲で、実は今回初めてタイトルを知った。

実はフォーリーブスは1回だけ実演を見たことがあります。1977年ラジオの公開録音で旭川体育館。友人に誘われて土曜日学校帰りに行ったんだよね。出演は松本ちえこ、岡田奈々、JJS(ジャニーズ・ジュニア・スペシャル)、ルイルイ!の頃の田川陽介。他にもいたかも知れないけどトリがフォーリーブスで「踊り子」と、歌謡曲初のゴムひもパフォーマンスの「ブルドッグ」。

そうなんです、るんるんにっちもさっちもどうにもブルドックを るんるんを生で観ていたのです。
posted by ちぃさま at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
旅先で、コーちゃんの訃報を見ました。まだ若いのに。残念です。よくテレビで見ていました。私がジャニーズと出会ったのは、フォーリーブスが最初でした。ブルドックは、当然少年隊も歌っていましたし、好きでしたね。
Posted by miho at 2012年02月26日 09:17
>mihoさん

おかえりなさ〜い
解散後はなかなか不遇の道のりだったようですね。
2002年に再結成していたことも知りませんでした。
昔の人気は凄くてが、テレビの公開録音では歌っている間はずっとキャーキャー。
「ブルドック」は迫力もあったし、今思えばロック的はアプローチでしたね。
少年隊の「ブルドック」は逆に知りませんでした。ヒガシの華麗なダンズで歌ったのかな?
Posted by ちぃさま at 2012年02月26日 18:52
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