
有形文化財のスタバは北野の新名所
同店は神戸・異人館エリアの北野坂に位置する「北野物語館(旧M.J.シェー邸)」の建物をそのまま生かした同社初の文化財内店舗。同館は、1907(明治40)年に建築された木造2階建ての住宅で、もともとは北野町1丁目に建てられていた。後にNHK朝の連続テレビ小説『風見鶏』の主人公のモデルであるドイツパン職人ハインリヒ・ブルクマイヤーが所有者となって、その息子のフロインドリーブに受け継がれた由緒のあるコロニアルスタイルの西洋館。1995年の阪神・淡路大震災の被害を受けた後、神戸市が建物を解体・部材保管し、民間事業者に部材を譲渡して移築復元された国登録有形文化財。
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手前は「北野物語館」だった時のチケット売り場だったらしい。
ドラマではブルックマイヤーさんと名付けられたドイツ人役をハーフのモデル蟇目りょう・日本人妻を新井春美が演じ、幼かった私と弟は、ブルックマイヤーさんのパンをこねる手つきを真似していたものでした。

本は資料館だったという2階にはいくつか部屋もあり、調度品もとっても素敵です。

これがスタバの店内、客席です。

普段は混んでいるようですが、このように人もいなくて時間を忘れるひとときでした。その後ドサっと修学旅行生がやってきました。