2010年10月11日

邪馬台国はどこですか?

読書の秋 “ちぃさま”の愛読書を紹介しましょう。

【邪馬台国はどこですか?】鯨統一郎
  
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創元推理文庫 1988年 文庫書き下ろし

当時知り合いに勧められたのだけど掛け値なしに面白い。奇想天外な歴史ミステリーエンターテイメント?

とあるバーを舞台に常連客三人が歴史検証バトルを繰り広げる。専門家である大学教授と助手を相手に謎のライター?宮田六郎が独自の解釈で繰り広げる歴史をひっくり返す爆弾発言!とは…

【ブッタの悟り】【邪馬台国の比定地】【聖徳太子の正体】【明智光秀謀叛の動機】【明治維新の黒幕】【イエスの復活】の六話。

歴史の知識がなくても大丈夫。宮田の無茶苦茶な常識はずれな理論に、絶世の美貌を持つ才媛が切れまくるわ〜かけ合い漫才さながら抱腹絶倒ワールド。

やはりタイトルにもなっている【邪馬台国はどこですか?】が圧巻。

あの…無茶苦茶な理論と言いながら私はすっかり洗脳されてしまった。邪馬台国は九州か近畿が定説だけど、東北のある場所以外に考えられない(ρ_;)

研究者やマニアからは非難必至らしいけど、ド素人の私は、文献の検証や解釈に史実と妄想の区別がつかない。大体【魏志倭人伝】の中身なんて読んだことがないし。

えっそんなバナナ?と思いながらも、歴史は為政者や後世代の人の主観で作られるとの持論を持つワタクシだけに、作者の仕掛けにまんまとハマってしまった。

この面白さを共有したくて当時は何人かに本を進呈したほどだ。旅の移動中なんかにぴったりの読み物ではないかと思う。

posted by ちぃさま at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | 更新情報をチェックする
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