2009年11月27日

神奈川県 受動喫煙防止条例A

先日買ったipod touchの無線LAN接続がどうしてもできないことが悩みの“ちぃさま”は「受動喫煙防止条例」を知って以来、友人知人にアンケートしたのだけど誰も知らないと言う。最後の砦:“ちぃさま”の上司(出身&自宅が横浜&非喫煙者)にも知らないと言われてガッカリ。ネット検索したら、「世紀の悪法」「反対表明!」も多くヒットしたので反響は大きかったのでしょう。

(ウィキベディカより)
条例の目的は、不特定多数の者が出入りすることができる公共的な空間における受動喫煙による健康影響を防止することである。受動喫煙の防止を目的とする条例としては、全国の地方公共団体で初めて制定された。 主な内容は次の通り。
  • 「公共的施設」を、施設の性質によって「第1種施設」(病院、学校、劇場、官公庁など)と「第2種施設」(飲食店、ホテル・旅館、カラオケボックスなど)に区分する。
  • 「第1種施設」は禁煙とする。「第2種施設」は禁煙又は分煙を選択する。
  • 「第2種施設」のうち次の施設は「特例第2種施設」とし、この条例による規制は努力義務とする。
  1. 調理場を除く床面積が100m2以下の小規模飲食店及び床面積700m2以下の宿泊施設。
  2. ぱちんこ屋、マージャン屋等の風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)対象施設。
  • 分煙 - 第2種施設において分煙を選択する場合、喫煙禁止区域にたばこの煙が流れ出ないようにする必要がある。
  • 喫煙所 - 施設区分に関係なく、もっぱら喫煙のためだけに使用する喫煙所の設置が可能。その方法や基準は分煙と同様。
  • 個人の義務 - 何人も、喫煙禁止区域内においては、喫煙をしてはならない。
  • 施設管理者の義務 - 施設の入口などに禁煙・分煙等の表示を行うこと、喫煙区域に未成年者を立ち入らせないこと、喫煙禁止区域にたばこの煙が流れ出ないようにすること。また、禁煙・分煙の措置を利用者に周知すること、分煙とした場合に喫煙禁止区域を公共的空間の2分の1以上とすることを、努力義務とする。
  • 罰則 - 喫煙禁止区域での喫煙には2万円以下、施設管理者の義務違反には5万円以下の過料を科す。
  • 施行期日 - 2010年(平成22年)4月1日から条例を施行する。ただし、第2種施設内の喫煙禁止区域での喫煙や、施設管理者に対する罰則は、2011年(平成23年)4月1日から適用する。 (以上引用終わり)
 
       swan.gif

白鳥(スワン)と象=吸わんぞう。日本人はこういう発想抜きにはネーミングできないものなんでしょうね、座布団一枚(笑)。言うまでのなくスモークフリーとはタバコが自由ではなく、煙から解放されて自由になるいう意味。バリアフリーと同じですね。この条例制定までは正に茨の道だったのです。

・原案からの後退
この700u、100uの特例により、小規模飲食店の床面積が店舗全体ではなく調理場を除いた。多くの飲食店・ホテルは『禁煙か分煙』かを選択しなければならないのだけど、努力目標のみとなってしまった。罰則規定も施行から1年遅れの適用となる。

・知事が直接出向いての大規模タウンミーティングでの討論、事業者への説明会、パチンコ店等対象店舗視察、海外視察(旅行でなく本物の視察)、議会での攻防。

・フィリップモリスジャパン・広報渉外担当ディレクターが二度も来庁し、条例への指示を示すと共に、喫煙者と非喫煙者との共存を提示。WHO・医師会の支持表明。JTはタバコの健康被害は科学的に立証されていないの立場をくずさない。

・業界・市町村会の異議申し立て、湯河原温泉観光協会からの反対表明、不況下での売り上げダウンを懸念する「健康より経済」の声。

・最後の議会からの修正案はもやはこれまで・・・お蔵入り寸前。日本には職業選択の自由(喫煙可のお店を経営・働く自由)、個人の権利(喫煙は基本的人権)があるので「受動喫煙防止条例」は作れませんと廃案になったら、国際的な醜聞だ。知事には「訴えられた時のことを考えろ」とのアドバイスも多数寄せられた。

【私の感想】

実は最初にアップしてからいろいろ考え過ぎて疲れた(笑)、松沢知事には心からの称賛を贈りたい。「公共的屋内施設では完全禁煙がベスト」の考えは変わらずとも、原理よりも『確実な一歩』議論を重ね反対意見も尊重し、政治的判断を下す。この長いプロセスが民主主義の姿と語る知事の言動はリーダーのあるべき姿だと思った。罰則規定へのこだわりも処罰が目的ではなく条例に実効性も持たせるためであり信念が通っている、政治生命を賭してと言うのは嘘でなく、本気が伝わる歴史的な記録だと思う。もっと書きたいけど見当はずれな反対工作を読むのは疲れる(今日は5時半から飲み会だったもんで・・・)。神奈川県民の勇断は日本の喫煙環境の変革への大きな一歩となることを私も願っている。

喫煙王国:北海道のHPには健康配慮もマナーアップの啓蒙もない、喫煙率の数字があるのみ。2009年JT調査で、男性45.7% 女性20.0% 高齢者はカフェや居酒屋には来ないとして、それでも喫煙者は半数以下なのに。
posted by ちぃさま at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | BOOK | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何のタバコ吸ってますか?
Posted by ハイ・ライ子 at 2010年08月09日 23:53
>ハイ・ライ子様
吸っていないです。昔父親がハイライト吸っていて、おつかいに行ったこと思い出しました。当時80円で20円が私のお駄賃でした。
Posted by ちぃさま at 2010年08月12日 11:03
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