2008年12月16日

巨大投資銀行(角川文庫)

先月の旅のお供はこの本でした。文庫本コーナーの目立つところにあったので、
読みごたえありそうで簡単に読破できなさそうなのがいいかな・・・と思いまして。
       
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↓そのまま引用
出版社/著者からの内容紹介
旧態依然とした日本の都市銀行を飛び出し、ウォール街の巨大投資銀行モルガン・
スペンサーに転職した桂木英一。外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額の
M&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上がる。
やがて、その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合い、桂木は外資で培った手腕を
邦銀再生のために捧げようと決意する…。
日米企業間で繰り広げられる巨大買収劇の裏側、伝説のトレーダー・竜神宗一が
仕掛ける巧妙な裁定取引(アービトラージ)、ソロモンvs野村證券の息を呑む攻防戦。
ヴェールに包まれた米系投資銀行の内幕を圧倒的なリアリティで描き切った金字塔。

“ちぃさま”マター
・お恥ずかしい話だけど私は金融・投資のことを知らなさ過ぎた。
・なんたってリーマンブラザーズのリーマンはサラリーマンのリーマンだと思っていた。
・出てくる用語はわからないことだらけ、何回読んでもピンとこないけどおもしろい。
・バブル期から崩壊後〜2003年まで外資に食い荒らされた日本市場。
・因果応酬のお勉強みたいだ、数多の投資本でなく小説ならではのスリリングな感覚。
・スワップ・オプション・住宅ローンまで証券化?!とても素人にはわかりませ〜ん。
・こうやってなんでもかんでも証券化して機関投資家に売っていたのか・・・。
・外資の【成果報酬主義】の苛酷さ、まだまだ日本の金融機関はぬるま湯。
・姫路一日目で一斉に報じられたサイゼリアの150億の損失。どこの局も同じ原稿。
 【デリバティブ】と呼ばれる金融商品・・・って日本のテレビニュースってこんなもん?
 と思ってから、持て余し気味のこの本が俄然おもしろくなった。
・竜神宗一と称される実在の伝説のトレーダーは傑出した人物だ。
・これからもっと“損失先送り商品”デリバティブの損失は表面化してくるのか?
 現に駒沢大学が150億円の損失!って日本への根深い影響を感じる。
・空知管内秩父別町出身で、早稲田大学で瀬古利彦と共に箱根駅伝を走ったという、
 著者にも大変興味を感じる。

実は私にとってターニングポイントとなる本でした。
だからと言って別にこれから投資を始めるわけではありません。
“今起こっていることを見よ”・・・それだけのことです。
posted by ちぃさま at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | 更新情報をチェックする
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