2008年07月21日

レオナール・フジタ展

札幌市 道立近代美術館にて7月12日〜9月4日まで開催中

画像2 1147.jpg
レオナール・フジタ:旧日本名 藤田嗣治(日本国籍抜いたから)
1920年代のパリでは「サロンの寵児と呼ばれた伝説の画家。
日本の画家で彼以上の名声を得た人は後にも先にもなし。
ここ札幌で作品展が観れるなんて、貴重な機会と言えましょう。

画像2 1134.jpg第34回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作
近藤史人著:藤田嗣治「異邦人」の生涯(講談社文庫)
本を読んでいたので、私にしては珍しく予備知識を
仕込んで観に行きました。面白い内容の本でした!
文中より抜粋
【第二次世界大戦のさなか、藤田は突然画風を変える・・・凄惨な戦争記録画を描いたのである・・・戦後、画家に対する戦争責任追及の矢面に立たされ、結局彼一人が責任を負うかたちで日本を去ったのである。日本へのやりきれない思いを抱えた藤田は、やがてフランスに帰化、日本に一度も戻ることなく異国で生涯を閉じた】


展示では1929年の一時帰国から、1950年のフランスへの永久帰国までのことは、
一切触れられず、【1950年、複雑な思いを胸に残し日本を後にし・・・】 
とあるのみ。“やっぱり戦争画はタブーか・・・” 

乳白色の肌の裸婦と猫の画から、いきなり宗教画への変化には面食らってしまう。
凄みは感じたけど・・・。戦争画は今も所有権は米国にあり扱いが難しいらしい。
当時は戦意高揚を目的に、画家を戦地に派遣させていたとは本を読んで知った。
この戦争画、一部は公開もしているようなので、是非見たかったですけど・・・。

修復された幻の大作には圧倒されました。
アトリエも一部再現され、生活用品も公開されてます。
礼拝堂の様子、下絵となったデッサン等々、出し物は絵だけなので、
去年のダリ展などよりはずっとわかりやすく、見ごたえがありました!
戦後の傑作と言われる【カフェ】は、展示されていなかったのでちょっと残念。

画像2 1148.jpg
記念に買ったポストカードはやっぱり“乳白色の肌”モノです。

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posted by ちぃさま at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・記念館・展示 | 更新情報をチェックする
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