2008年07月08日

RURIKO

book.jpg林 真理子著 女優:浅丘ルリ子のストーリー。

立ち読みで読破してしまいました。
【2丁目3番地】というテレビドラマで共演した石坂浩二と電撃婚約!の記憶はあるのだけど、
その頃から、頬はこけて頬骨がたこ焼き(笑)大きすぎる目に濃すぎる化粧の印象でしかなくて。
佐久間良子や岩下志麻の方がキレイだなぁと思ったなぁ。

ところがどっこい、RURIKOは昭和30年代、日映画黄金時代は石原裕次郎の恋人役として“天下美女”の名を欲しいままにしていたのでした。

【男はつらいよ】では歌手リリーとして、
寅さんのマドンナ役最多出演。こっちの方が有名か?

実に面白い!物語は満州から始まる。ルリ子そっくりの美男子な父親:源二郎と、
満州の支配者:甘粕正彦との出会いからしてドラマティックでミステリアスだ。

まぁ信子(本名)がRURIKOになってスターになって、恋をたくさんして、
今も女優としてキレイを生き続けるという話なんですが、彼女を囲む大スターが
凄い!石原裕次郎・美空ひばり・小林旭・・・に比べたら石坂浩二は夫になった人
なのにオマケみたいな存在感なのだ(笑)


日本人なら誰でも知ってる大スター達と、これだけ濃厚に係わった女が他に
いただろうか?
しかもRURIKO本人が語るよりも、生き生きと伝えているだろうな、と思わせる
林真理子の力量が凄い。
今まで観たどんな映像よりも、そのスター達のイメージが強烈にバッ!と浮かぶ。

RURIKOがこんなにも克明に日記をつけていたのか?と思う当人同士の会話は
作者の創作だというのだから、あっぱれです。

RURIKOの裕次郎への恋慕もストーリーのひとつに軸のようだ。
だって裕次郎への恋の始まりとRURIKOの女優人生は同時にスタートしたと
言ってよいくらいなのだから。

裕次郎の魅力・・・育ちがよい不良ぶり・・・余すところなく描かれている。
どんなに日本中が裕次郎に熱狂していたたのか、映画黄金時代の映画人や、
撮影所の熱気も。この本を読むだけで立派な石原裕次郎スト−リーです。
裕次郎記念館を一度行ってみるのもいいかなとフト思ったほど。

北原三枝は大スターだったけど、結婚してただの石原まき子になってしまった。
RURIKOは永遠にRURIKOだ。今更ながら稀有な女優だ。
女優でいて恋をしつづけて・・・RURIKOで居続けるということが本当にスゴイことだ。

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posted by ちぃさま at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | 更新情報をチェックする
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