2019年11月30日

岡本かこ子文学碑

次に向かったのは渋谷駅内渋谷マークシティ
岡本太郎作【明日の神話】

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1968年から翌年にかけて制作され、【太陽の塔】と並ぶ太郎氏の代表作。しばらく行方不明になっていたが2003年に発見され、大規模な修繕後に2008年から渋谷で恒久展示が決まった時は随分話題になったのを覚えている。


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第五福竜丸の水爆の瞬間を描いたとのこと。旧前田侯爵邸に行く時は乗り換えで必ず通ることになっているのです。

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しかし、往き交う人の中でこの絵に目を留める人は少ない。反対側に見えるスクランブル交差点名物 集団行動の動画を撮る人が連なっている。

さて、次の行き先は岡本太郎の母親である  作家   岡本かの子の文学碑。

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瀬戸内寂聴が瀬戸内晴美時代に書いた【かの子繚乱】を知ったのはいつだったのか・・・酒井美意子【ある華族の昭和史】と並ぶ愛読書。長年の間にカバーも無くなり煮しまってしまったので、今回新装版を買った。カバー装画は以前の方が断然いいけど、字が大きく読みやすくなった。

【かの子繚乱】新装版文庫は663ページと大作で。かこ子に関わる登場人物は谷崎潤一郎・芥川龍之介・川端康成・・・豪華で、かの子、兄の晶川、夫の一平、息子の太郎、それぞれの物語、かこ子の作品や解説、同居していた恋人による追想、パリに住む太郎との往復書簡。もう何冊分かの内容が詰め込まれた本。なんたって作者のあとがきが【かの子繚乱 その後】として出版されているほど。

毎回読む度に濃すぎて大変なのでかなりの部分を読み飛ばすので、今回久しぶりに読むと初めて読んだような気持ちになった。

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東京から多摩川を越えたところの川崎市高津区。かの子は付近一帯の大地主である大貫家の長女で、少し先の大山街道の広大な実家の屋敷で太郎は産まれたのである。


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堤防沿いの二子神社の境内に立つ文学碑【誇り】は昭和37年岡本太郎作。【かの子繚乱】は文学碑の除幕式で終わる。


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除幕式ではノーベル賞作家  川端康成が祝辞を読んだのである。川端康成は大正11年頃から岡本家に出入りし、かの子の文壇デビューに向けて助言をし理解者であった。


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すでに詩人・仏教研究家・岡本一平の妻として有名人だったかの子は、昭和11年に文壇デビューを果たし翌12年〜13年間に目覚ましい活躍で文壇を征服するも13年末に病に伏せ翌年死去。

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台座は巨匠  丹下健三作。

実はこの建造物、子供達の恰好の遊び場で終始子供が駆け回り、とてもとても感慨に浸る雰囲気でもなく、台座に刻まれた太郎氏による【この誇りを一平 かの子の霊に捧ぐ】を見つける気も失せ、そさくさと後にした。

大貫家の立ち並んだ蔵の最後のひとつが平成12年まで残っていたそうで、もっと早く行けば良かった。

岡本かの子は、その強烈なのスケールにおいては、あの岡本太郎でさえ小者と思えてしまうし【この親にしてこの子あり】というより【この親無くしてこの子無し】というところ。

さて肝心のかの子の作品は、今は青空文庫で無料でダウンロードできるのだか、古いニンゲンなワタクシ・・・本は紙をめくらないと読めないです。というわけで書店に行くと新装版の短編集がありました。

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なんと❗️岡本かこ子原作の橋本マナミ主演の日台合作映画【越年 Lovers】が公開されるというではありませんか。

短編なので読みやすく、80年前以上前に書かれたものとは思えない感性のみずみずしさと言いますか、妙に面白い。

岡本かの子ブーム来るか❗️❓




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2019年11月22日

旧前田侯爵邸 和館

今月急遽東京に行ってきた。

貴重な自由時間は9月に行ったばかりの旧前田侯爵邸ふたたび。諸般の事情で都会の雑踏から逃げ出したくもあり・・・前回パスした和館を観たかったこともあり。

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もう人様を案内できますワタクシ・・・ここはオアシスであり聖地です。

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敷地内にいくつもある灯籠は当時のまま。

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和館入り口。

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和館は常時使用するものではなく、洋館に比べたら規模も小さい。


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館内のガイドツアーのみ2階に上がることができます。ワタクシは途中から参加だったので上がったらすぐ降りなくてはならず。


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ひとつひとつが贅沢に作られています。

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天板も2メートル✖️90センチの一枚物の木

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向かいの改装中の屏風と合わせて松竹梅を表す。

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なんとなく全景

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和館と洋館を結ぶ渡廊下。家族用食堂のテラスから繋がっている。

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2階から見た渡廊下。

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洋館は今回初めて管内ガイドを最初から最後まで付いて回りました。1時間たっぷりと。やはり今回の改装・修繕工事で甦えった見所も多いですし、ガイドさんのお話聞かないと知らないことも多くて、聞いて良かったなと思います。

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修繕工事については予算の関係で金唐草の壁も一部の再現に限られています。ガッチリ入場料取ってより高い再現性を実現して欲しかったとワタクシは思っていたのですが、公園内なので入場料は徴収できないとのこと。そうでしょうね〜できるならとっくに徴収しているでしょうね。それだけの価値ありますもん。いえ、防災保安の観点からも入場料徴収して管理する必要があると思料します。


これが最後になっても心残りのないように見たつもりだけど、機会があれば私はまた訪ねることでしょう。


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2019年11月15日

日光東照宮・二荒山神社

栃木県に行くなら・・・やはり日光東照宮でしょう。20代の時に一度行って以来2度目です。

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レトロモダンなかわいい日光駅。

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こんな列車でした。いろは号。駅からはバスで日光東照宮に向かいます。

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月曜日でしたけど凄い人でした。

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陽明門。霊獣や故事逸話にちなんだ人物など508体の彫刻が施されている。

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66体の唐獅子。

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見所はたくさんあるようだけど、とにかく人が多くて、感慨も湧かず写真もいいやって感じで。


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屈指のパワースポットの参道を通って、二荒山神社に向かいます。ここは本当に気持ちよかったです。


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この二荒山神社は縁結びのデパートのような神社でした。

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知りませんでしたが、ちょうど【日光良い縁まつり】の最中でした。チラシは後から見つけた2017年版。

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良い縁まつり期間限定の茅の輪


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御神木胎内めぐり

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若返りの水💦

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なんだか忘れたというか、最初から覚えていなかった。なんか手当たり次第なりふり構わずひと通りやったんですけど、参拝の仕方とか形がなってなかったから御利益期待できないかな。

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良い縁まつり期間限定の良縁御守り。紐をハートにして♥️


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良い縁まつり期間限定の良縁祈願御朱印♥️

いや〜どう考えても良い縁まつり目当てで行ったとしか思えないですね(苦笑)




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2019年11月10日

大谷資料館

大谷資料館=地下採掘場。この巨大な地下神殿のような採掘場のことは知りませんでした。

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なんと驚くほど多くの映画やMVの撮影、バレエ・ダンス・音楽の公演に使われていたのです。


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地下30〜60メートルを階段で下ります。中の気温は平均8度と言われているけど、中の温度計では12度くらいかな?外が暑かったので気持ちよいヒンヤリ感で、半袖のままの人もいた。土曜日のせいか凄い人で若者グループも多かったのが印象的。

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久しぶりの産業遺跡巡りに興奮します。

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ところどころにアートな演出も。

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超クール!

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アイフォンだと明るく写り過ぎる。上の写真くらいの暗さが実際に近い。それはそれは幻想的な地下の巨大神殿。

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激しくおススメします。特に夏( 笑 )

実は今回は東京から群馬県草津温泉に行く予定でした。この地下神殿の大谷石資料館を見たい!と思って1週間前に行き先を変更したのです。
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2019年11月06日

日本遺産 大谷石めぐり

大谷と書いてオオヤ。大谷石に育まれた宇都宮郊外の石の里が今熱いです!

【大谷観音】

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宇都宮からバスで約30分。


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中に入ると本尊の千手観音や釈迦三尊は810年弘法大師の作と伝えられる(実際にはシルクロードの石仏と同じ製法らしい)。となりの脇堂の釈迦三尊などの石仏も見事でした。

【平和観音】


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太平洋戦争の戦没者の供養と世界平和を祈って昭和29年に完成。

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高さ27メートルは88尺8寸8分。左の階段で顔のそばまで行けます。

【大谷景観公園】

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この他にも一帯は奇岩・名勝・史跡がごろごろあるようです。

【大谷資料館】



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お目当の大谷資料館。一瞬大谷翔平の記念館かと錯覚。

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石マニアにはとことんおススメします。広い駐車場もびっしり。

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これがミュージアム?行くのは地下の採掘場跡なので建物は単なる地下への入り口。


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