2018年10月12日

花組 MESSIAH(メサイア)

宝塚観劇東京ツアーのメイン は明日海りお率いる花組。
やはり、東京宝塚劇場のロケーションが格別です。周りは日生劇場、帝国劇場、帝国ホテルに囲まれ、日比谷ミッドタウン〜日比谷公園〜皇居と続く非日常的な場所は夢の虚構の舞台にふさわしい。

【MESSIAH 異聞 天草四郎】
【BEAUTIFUL GARDEN 百花繚乱】

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現在5人のトップスターの中では、トップ就任期間が最長となる明日海りお。渾身の熱演です。ポスターは魔界伝説ぽいけど、若々しい熱血漢でカリスマ的な求心力にあふれていた。


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物語は切支丹弾圧と島原の乱がベース。あ〜この歴史をしっかりと受け止めなければ!と、崇高な気持ちになり心の準備をします。


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お稽古中に皆で映画【沈黙】を何回かに分けて観て恐かったそうです。ワタクシは怖がりなので映画は断念しましたが本を読み直しました。別に【沈黙】が原作でも作品のベースでもないのですが実に重い本です。

作者の遠藤周作はワタクシが子供の頃、【違いがわかる男】ネスカフェのCMで【故里庵(こりあん)先生、遠藤周作】今も覚えています。土居まさる司会の【本物は誰だ】に岡崎友紀と共に解答者として出演していましたし、広いおでこと眼鏡のお顔は、国民的作家的知名度あるら方でした。子供のワタクシは、【ドクトルマンボウ】北杜夫先生と混同して、故里庵先生も同じような作風かと思っていたので、映画公開で話題になった時に【沈黙】を読んで、びっくり仰天した次第なんです。

こういう時代なので、ネスカフェのCMもYouTubeでサクサク見たら、長崎ロケでモロに【沈黙】バージョンでした。ひぇーって感じです。限りえる人生、スマホいじってるヒマあるなら本を読むべきと心から思ったりして。

さてさて、【MESSIAH】重税と年貢を納められない者は拷問・虐殺。食べるものにも事欠く農民達の苦悶と怒りは舞台が揺れるような迫力でした。想像しようもない世界だけど、若いジェンヌなりに自分に落とし込んで舞台で農民を生きている!


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立ち上がる農民達のリーダーとなる天草四郎を演じる明日海りお。その熱さとカリスマ性と美しさは圧巻。

ファンが心配するほど痩せ細った身体のどこにこんなにパワーがあるのか?歌声も深く力強い。ボリュームのある衣装なので痩せすぎが目立たなかった。

🎵メサイア〜メサイア〜🎵鳥肌ものです。最後の昇華したハライソ(天国)の世界。巷で言われているように、本当は今作が退団公演だったのでは?と言われれば、そうかな〜と納得できるほど。


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二部の【ビューティフルガーデン 百花繚乱】は正に宝塚そのもの。最初の衣装が紫色、ピンク、赤、黒とまるでアナスイカラーが好きですした、最後も紫で美しい。花組はショースターが充実していて、見所満載のままあっというまに終了。

今回は彫刻のような筋肉美とダンスの水美舞斗さんに惹きつけられた。

今年の本公演はこれで4本目。別箱と呼ばれる全国ツアーその他も4回。これでも控えめにしています。

今年月組が上演中で、通算10回目、観客動員数250万人超えた、ヅカファントム必須の【エリザベート】は観ない、結局後悔しているけど。
posted by ちぃさま at 00:00| Comment(0) | 宝塚 | 更新情報をチェックする