写真はすべて1996年6月28日 初日のデトロイト タイガースタジアム
4万人分のチケットは1時間で即日完売!他も即刻売り切れ、続々追加公演。ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン4日間売り切れは77年の全盛期より凄まじい。
例によって金儲けと叩かれたらしいけど、昔のキッスファンだけでなく、70代の青春の思い出に浸りたいロックファン、そして当時のキッスを体験していない若い客も多く動員し、年間トップの興業収益だったのだから、望まれた絶妙のタイミングのリユニオンだったと言える。4人でのライブツアーは1979年以来だが、このリユニオンツアーは1977年の「ラブ・ガン」のツアーを再現するというコンセプトで衣裳もそのデザインだ。
エース・フレーリーは衰えは隠せず動きも鈍い。昔もヨロヨロしながらステージを歩いていたけど往時はそれが独特の妖気を発していたのだったけどなぁ・・・いえいえファンは熱狂的に歓迎したしエース君も努力したのです、エライエライ。スタンレー様と比べる私が意地悪なだけだ。
スタンレー様の変わらなさと言ったら!化け物的若さだ。当時44歳、髪も胸毛もフッサフサ〜メイク顔は時には若アユ時代の面影を残しながらもセクシー度更にアップ!
復活と言っても、それはオリジナルライナップのことで、スタンレー様とシモンズ氏はずっと現役キッスでレコーディングもツアーを続けていたのだ。スタンレー様のステージングは並ぶ者がいないほどカッコイイ!エース君を引き合いにだしてばかりで申し訳ないが、スタンレー様は酒・煙草・ドラッグはやらない(かなりの女好き)、シェイプアップにも気を遣う人はこんなにピチピチ・ツヤツヤしているのか…(@_@)
スタンレー様の盟友:ジーン・シモンズ氏は、デーモン(悪魔)がハマリ役で本人も素顔より快適みたいだ。実はシモンズ氏もスタイルは良い。足が長くて真っ直ぐなのだ。
このライブは復活ツアーの初日の緊張感とスタンレー様の闘志が伝わってくる。なにせオリジナルライナップでのライブは17年ぶり。ずっと現役キッスの二人組と、浦島太郎の二人組は最初はしっくりいなかったらしい。
一番熱意を持ってリユニオンに臨んだスタンレー様は意気込みが違う。何があってもコケることは許されないから表情も真剣そのもの。メイクの上からも決意と闘志をヒシヒシと感じる。復活ツアーの人気は凄まじく、スタジアムを埋め尽くした観客にずいぶん感動したようで、「声が詰まって何度も涙目で客席を見渡した」と語っている。この初日のライブでも何度か声が詰まっていたし「ラブガン」ではウルウル…「ファイヤーハウス」では、とうとうスタンレー様の、左目から涙で滲んだ隈取りが流れていた。

「ファイヤーハウス」は最後にジーン・シモンズ氏が火を吹くパフォーマンスで知られ、ピチピチスタンレーちゃん時代は消防士の帽子を被り、初来日ライブのNHK放映では「彼女にかかりゃ手もなくまいるぜ、あの見事なやりくちに・・・彼女は嬉しがらせるカワユイところもあってな・・・こっちはマゴマゴするだけよ」等々名対訳が付けたれた曲で(この対訳を私はとても気に入っている)、とても歌いながら感極まる曲でない。やっぱり素顔時代は苦労していたんだなぁ〜結構ギリギリのところでやってきたんだなぁ〜言葉悪いけどノルかソルかの大勝負であり、スタンレー様とシモンズ氏は大きな賭けに勝ったのだ。スタンレー様は自慢の肉体美に、絶頂からどん底まで経験した人生の深みが加わり闘志あふれる姿は魅力的この上なし。これは若いだけでは太刀打ちできない魅力です。
私にとっての明菜が【Desire】と【TATTOO】が二大巨頭なら、スタンレー様の77年と96年が激萌え二大巨頭なのであ〜る。この19年の年月の歴史と重みは本当に大きく、我々はその歩みを振り返りなければならない。
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さて、以前紹介したHELLO KITTYのキッスバージョン。先々週の NHKスペシャル「追跡!キティ旋風」でも取り上げられていて、自分のスターキティを手に取るスタンレー様も映っていた。
番組によるとキッスシリーズは、サンリオのヨーロッパ市場を統括するミラノオフィスのプロジェクトで、イタリア人トップがジーン・シモンズに直接交渉。キティには口を描いてはいけない掟があり、それに対しジーン・シモンズはトレードマークの舌を描かなければ受け入れられないと主張。最終的に可愛いベロキティ(右下のキティちゃん)の誕生となったが、日本のトップは「キティがコスプレしてベロを貼っただけ、だからキティの口ではない」として認めたとのこと。
なかなか興味深いエピソードです。





































































































































